特許
J-GLOBAL ID:200903048329856010

プレート式熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-191375
公開番号(公開出願番号):特開平11-037677
出願日: 1997年07月16日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 水流路における死水域に起因する過冷却水の温度分布の不均一を是正し、過冷却状態を安定化させる。【解決手段】 水流路(65)において、水流路(65)の幅が熱媒体流出路(62)に向かって狭くなるように熱媒体の流通を阻止する出口側閉塞部(74)を、冷媒流出路(64a) の周辺部に対応して形成する。出口側閉塞部(74)により、水流入路(61)から水流路(65)に流入した水は、水流出路(62)に向かって、第4開口(84a) の近傍で淀むことなくほぼ均一な流速で流れる。従って、死水域に滞留した水が冷却されて水流路(65)内で凍結することがなく、熱媒体の過冷却状態を安定化させることができる。
請求項(抜粋):
積層された複数の伝熱プレート(P1,P2,...)間に、熱媒体が流れる熱媒体流路(65)と、冷媒が流れる冷媒流路(66a) とが交互に形成されて、熱媒体と冷媒とが熱交換を行うように熱交換器本体(5A)が構成され、該熱交換器本体(5A)には、各伝熱プレート(P1,P2,...)を貫通し且つ冷媒流路(66a) に連通する冷媒流入路(63a) と冷媒流出路(64a) とが、冷媒流路(66a) における冷媒の流通方向の両端部に位置して形成される一方、上記熱交換器本体(5A)には、各伝熱プレート(P1,P2,...)を貫通し且つ熱媒体流路(65)に連通する熱媒体流入路(61)と熱媒体流出路(62)とが、熱媒体流路(65)における熱媒体の流れ方向の両端部に位置して形成され、上記熱媒体流路(65)には、該熱媒体流路(65)の幅が熱媒体流出路(62)に向かって狭くなるように熱媒体の流通を阻止する出口側閉塞部(74)が、冷媒流出路(64a) の周辺部に対応して形成されていることを特徴とするプレート式熱交換器。
IPC (4件):
F28D 9/02 ,  F24F 5/00 102 ,  F25C 1/00 ,  F28F 3/08 301
FI (4件):
F28D 9/02 ,  F24F 5/00 102 N ,  F25C 1/00 D ,  F28F 3/08 301 Z

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