特許
J-GLOBAL ID:200903048334888973

複列円すいころ軸受ユニットとその組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-241892
公開番号(公開出願番号):特開2003-056570
出願日: 2001年08月09日
公開日(公表日): 2003年02月26日
要約:
【要約】【課題】 第二シールリング8のシール性を確保しつつ、組立作業の容易化を可能にする。【解決手段】 第一、第二各保持器20a、21aは、第一、第二各円すいころ5、6を、径方向内方への脱落を防止した状態で保持する。外輪4aの内周面で第一、第二各外輪軌道17、18の大径側端部に隣接する部分に、それぞれ第一、第二突出部44、45を設ける。上記第一、第二各円すいころ5、6の大径側端部とこれら各突出部44、45との係合により、第一、第二各ころユニット38、39が上記外輪4aの開口部から抜け出る事を防止する。これらにより、これら各ころユニット38、39を上記外輪4aの内径側に予め組み付け、しかも第二シールリング8を最後に組み付ける手順での組立作業を可能にし、上記課題を解決する。
請求項(抜粋):
中間部外周面に第一列の円すいころ軸受を構成する為の円すい凸面状の第一内輪軌道を、内端部外周面に小径段部を、それぞれ設けたハブ本体と、第二列の円すいころ軸受を構成する為の円すい凸面状の第二内輪軌道を外周面に形成し、上記ハブ本体の小径段部に、軸方向外端面をこの小径段部の軸方向外端部に設けた段差面に突き当てた状態で外嵌固定した内輪と、内周面に上記第一、第二列の円すいころ軸受を構成する為の、それぞれが円すい凹面状の第一、第二外輪軌道を形成し、上記ハブ本体及び内輪の周囲に配置した外輪と、第一保持器により転動自在に保持した状態で上記第一内輪軌道と上記第一外輪軌道との間に配置した複数個の第一円すいころと、第二保持器により転動自在に保持した状態で上記第二内輪軌道と上記第二外輪軌道との間に配置した複数個の第二円すいころと、上記外輪の軸方向外端部内周面と上記ハブ本体の中間部外周面との間に設けた第一シールリングと、上記外輪の軸方向内端部内周面と上記内輪の内端部外周面との間に設けた第二シールリングとから成る複列円すいころ軸受ユニットに於いて、上記第一、第二各円すいころを保持する為に上記第一、第二各保持器に設けた各ポケットは、これら第一、第二各円すいころがこれら第一、第二各保持器の径方向内方に抜け出るのを防止する形状を有するものであり、上記外輪の内周面のうちで少なくとも上記第二外輪軌道の大径側端部と上記第二シールリングとの間部分に、上記第二保持器に保持された上記各第二円すいころの頭部側端部の外接円の直径よりも小さな内径を有する突出部を周方向に形成した事を特徴とする複列円すいころ軸受ユニット。
IPC (5件):
F16C 33/46 ,  B60B 35/18 ,  F16C 19/38 ,  F16C 33/78 ,  F16C 43/04
FI (5件):
F16C 33/46 ,  B60B 35/18 A ,  F16C 19/38 ,  F16C 33/78 Z ,  F16C 43/04
Fターム (23件):
3J016AA01 ,  3J016AA02 ,  3J016AA04 ,  3J016BB03 ,  3J016BB16 ,  3J016CA02 ,  3J017HA02 ,  3J017HA04 ,  3J101AA12 ,  3J101AA16 ,  3J101AA25 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA22 ,  3J101BA34 ,  3J101BA44 ,  3J101DA14 ,  3J101EA31 ,  3J101FA31 ,  3J101FA44 ,  3J101GA03
引用特許:
審査官引用 (2件)

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