特許
J-GLOBAL ID:200903048337478881
癌治療のための細胞抗原をコードするヌクレオチド配列の担体としての微生物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
▲吉▼川 俊雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-571470
公開番号(公開出願番号):特表2005-518795
出願日: 2003年02月13日
公開日(公表日): 2005年06月30日
要約:
本発明は、1つの細胞抗原をコードする1つのヌクレオチド配列を含む微生物であって、そのゲノム内に次の成分:I)腫瘍細胞の1つの抗原の少なくとも1つのエピトープをコードする1つのヌクレオチド配列および/またはそれから腫瘍が発生する組織細胞に対して特異的な1つの抗原の少なくとも1つのエピトープをコードする1つのヌクレオチド配列;II)必要に応じて、免疫系の細胞を刺激する1つのタンパク質をコードする任意の1つのヌクレオチド配列;IIIA)細菌の外面上で成分I)および随意のII)の発現産物を発現する、および/または成分I)および随意のII)の発現産物を分泌することを可能にする輸送系をコードする1つのヌクレオチド配列;および/またはIIIB)哺乳類細胞の細胞質中の微生物を溶解させるため、および溶解した微生物中に含有されるプラスミドを細胞内に遊離させるために使用された1つのタンパク質をコードする1つのヌクレオチド配列;およびIV)成分I)からIIIB)の1つもしくは複数を発現させるための、微生物中で活性化可能な、組織細胞特異的、または非細胞特異的である活性化配列が導入されていて発現可能であり、このとき成分I)からIV)の各々は1つまたは複数配列することができる微生物、ならびに薬剤を製造するための当該微生物の使用に関する。
請求項(抜粋):
1つの細胞抗原をコードする1つのヌクレオチド配列を含む微生物であって、該細胞抗原のゲノム内では次の成分:
I)1つの腫瘍細胞の1つもしくは複数の抗原の少なくとも1つのエピトープをコードする1つのヌクレオチド配列、および/またはそれから腫瘍が発生する組織細胞に対して特異的な1つもしくは複数の抗原の少なくとも1つのエピトープをコードする1つのヌクレオチド配列、
II)必要に応じて、免疫系の細胞を刺激する1つのタンパク質をコードする1つのヌクレオチド配列、
IIIA)細菌の外面上での成分I)および随意のII)の発現産物の発現、および/または成分I)および随意のII)の発現産物の分泌を可能にする、1つの輸送系をコードする1つのヌクレオチド配列、および/または
IIIB)哺乳類細胞の細胞質内で微生物を溶解させるための、そして溶解された微生物中に含有されるプラスミドを細胞内で遊離させるための1つのタンパク質をコードする1つのヌクレオチド配列、および
IV)成分I)からIIIB)のうちの1つまたは複数を発現させるために「微生物中で活性化可能な、組織細胞特異的な、および非細胞特異的な活性化配列」からなる群から選択される活性化配列、が導入されていて発現可能であり、このとき成分I)からIV)の各々を1つまたは複数配列することのできる微生物。
IPC (10件):
C12N15/09
, A61K35/02
, A61K35/66
, A61K35/76
, A61P29/00
, A61P31/04
, A61P31/12
, A61P35/00
, A61P37/06
, C12N1/21
FI (10件):
C12N15/00 A
, A61K35/02
, A61K35/66
, A61K35/76
, A61P29/00
, A61P31/04
, A61P31/12
, A61P35/00
, A61P37/06
, C12N1/21
Fターム (32件):
4B024AA01
, 4B024BA31
, 4B024BA36
, 4B024CA04
, 4B024DA05
, 4B024FA02
, 4B024HA17
, 4B065AA01Y
, 4B065AA26Y
, 4B065AA46X
, 4B065AA91Y
, 4B065AB01
, 4B065BA02
, 4B065CA24
, 4B065CA45
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087AA03
, 4C087BC31
, 4C087BC34
, 4C087BC35
, 4C087BC38
, 4C087BC55
, 4C087BC83
, 4C087NA13
, 4C087NA14
, 4C087ZB08
, 4C087ZB11
, 4C087ZB26
, 4C087ZB27
, 4C087ZB33
, 4C087ZB35
引用特許:
引用文献:
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