特許
J-GLOBAL ID:200903048341776382
製鉄所で発生するダスト類の処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
和田 憲治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-264107
公開番号(公開出願番号):特開平7-097638
出願日: 1993年09月29日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 製鉄所で発生する各種ダスト類を総合的に一括処理するに際し,中和剤を別途用意しなくて済む湿式の脱亜鉛法を用いて高亜鉛ダストから亜鉛を除去することを可能にすると共に,各種ダスト類の大部分を製鉄所内で消費可能な原料として回収できるようにする。【構成】 製銑,製鋼及び圧延の製鉄一貫プロセスで発生する含亜鉛ダスト類を分別採集または湿式分級することにより低亜鉛ダストと高亜鉛ダストとに分離し,該高亜鉛ダストに酸を接触させて亜鉛を浸出させた後,低亜鉛ダストと浸出液に固液分離し,該浸出液を上記分別採集または湿式分級した際に発生したアルカリ性の廃水を用いて中和させて水酸化亜鉛を析出させる。そして,低亜鉛ダストは焼結鉱製造用原料として利用し,水酸化亜鉛は亜鉛精錬原料として利用する。また,浸出液中に溶解している鉄分が多い場合には,中和により水酸化亜鉛を析出させる前に,予めその鉄分を水酸化鉄として析出させて回収する。
請求項(抜粋):
製銑,製鋼及び圧延の製鉄一貫プロセスで発生する含亜鉛ダスト類を分別採集または湿式分級することにより低亜鉛ダストと高亜鉛ダストとに分離し,該高亜鉛ダストに酸を接触させて亜鉛を浸出させた後,低亜鉛ダストと浸出液に固液分離し,該浸出液を上記分別採集または湿式分級した際に発生したアルカリ性の廃水を用いて中和させて水酸化亜鉛を析出させる製鉄所で発生するダスト類の処理方法。
IPC (3件):
C22B 1/00
, C22B 7/02
, F27D 17/00
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