特許
J-GLOBAL ID:200903048344661012

放電加工機の放電状態検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-189351
公開番号(公開出願番号):特開平8-108321
出願日: 1995年07月25日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【課題】 放電加工の放電状態における正常放電パルスを的確に検出すること。【解決手段】 電極2と被加工物3との加工間隙における放電電圧または放電電流に重畳する高周波成分を検出するハイパスフィルタ4と、前記高周波成分を整流した整流分vrec を出力する整流回路5と、その整流分vrec を積分する積分回路8と、基準電圧vref を出力する基準電圧出力回路40と、基準電圧vrefを積分する積分回路8Bと、積分回路8による積分値Vint と積分回路8Bによる積分値VintBとを比較する比較器10と、積分回路8及び積分回路8Bの開始及び終了を制御する放電発生検出回路6、ロジック回路62、遅延回路7及びリセット回路9,9Bとからなる。これにより、放電加工機の放電状態が正常放電パルスかアーク放電パルス等の異常放電パルスかを判定するためのきめ細かな基準値としての積分値VintBが設定される。
請求項(抜粋):
電極と被加工物との加工間隙における放電電圧または放電電流に重畳する高周波成分を検出する高周波成分検出手段と、前記高周波成分検出手段で検出された前記高周波成分の大きさを時間積分する第1の積分手段と、基準電圧を出力する基準電圧出力手段と、前記基準電圧出力手段から出力された前記基準電圧の大きさを時間積分する第2の積分手段と、前記第1の積分手段及び前記第2の積分手段における積分の開始及び終了を制御する制御手段と、前記制御手段で制御された前記第1の積分手段による積分値と前記第2の積分手段による積分値とを比較する比較手段とを具備することを特徴とする放電加工機の放電状態検出装置。

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