特許

J-GLOBAL ID：200903048350649377

高カロリーガス製造用触媒およびその製法

発明者： 鈴木 崇 ,  岩波 彦一 ,  吉澤 隆
出願人/特許権者： 株式会社コスモ総合研究所 ,  コスモ石油株式会社
代理人 (1件)： 久保田 千賀志 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-099266
公開番号（公開出願番号）：特開平9-262468
出願日： 1996年03月28日
公開日（公表日）： 1997年10月07日
要約：

【要約】【課題】 炭化水素を水蒸気改質して高カロリーの代替天然ガスを製造するプロセスに使用する触媒と、その触媒の製造方法を提供する。【解決手段】 (a)水酸化アルミニウム、(b)周期表2族、3族、ランタノイド金属から選択される少なくとも1種の炭酸塩、および(c)オキシ酸を原料として成型した担体基材を450〜600°Cで焼成して得た活性アルミナ複合体担体に、ルテニウムを1.5〜4重量%担持し、アルカリ水溶液にてルテニウムを不溶・固定化し、80〜500°Cで還元処理して得られ、ルテニウム分散性が60%以上である。還元処理後において、触媒上へのルテニウム保持率が95%以上であり、触媒の比表面積が180m2/g以上であることが好ましく、また還元処理に先立ち、100°C以下で、減圧または常圧下で乾燥することが好ましい。

請求項（抜粋）：

(a)水酸化アルミニウム、(b)周期表2族、3族およびランタノイド金属よりなる群から選択される少なくとも1種の炭酸塩、および(c)オキシ酸を原料として成型した担体基材を450〜600°Cで焼成して得た活性アルミナ複合体担体に、ルテニウムを1.5〜4重量%担持し、80〜500°Cで還元処理してなり、ルテニウム分散性が60%以上であることを特徴とする高カロリーガス製造用触媒。

IPC (3件)：

B01J 23/58 ,  B01J 23/63 ,  C10L 3/06

FI (3件)：

B01J 23/58 M ,  B01J 23/56 301 M ,  C10L 3/00 A

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭56-081392
  
• 特開平4-281845
  
• 特開昭56-081392
  
• 特開平4-281845