特許
J-GLOBAL ID:200903048351857399

軸受の密封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-305707
公開番号(公開出願番号):特開平9-144767
出願日: 1995年11月24日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】密封性能を損なうことなく、シール部材やこれに摺接する部材の摩耗を少なくし、密封されるグリースの長寿命化を図るとともに、コストの削減を可能にすること。【解決手段】外輪3の端部内周に、芯金となる金属環13を取り付けて、その内径側への折曲部にシール部材14を一体に接合し、内輪2側の部材6には、断面がほぼコ字形のスリンガ15をシール部材14の軸方向外側で内向きに嵌着する。そして、シール部材14には、スリンガ15の内筒15iに対して軽接触の主リップ13aと非接触の補助リップ13bと設け、スリンガ外筒15oに対しては非接触の外径リップ14cとひさし状の突出部14dとを設けて、この突出部14dと外径リップ14cとに、スリンガ外筒15oの端部との間でラビリンスを形成させる。
請求項(抜粋):
外輪部材の端部内周に取り付けられる金属環を芯金としてその内径側への折曲部に一体に接合されたシール部材と、内筒と外筒とを有して断面がほぼコ字形で前記シール部材に対して開いた向きで内輪部材に嵌着されるスリンガとからなり、前記シール部材には、軸方向外方に延出してスリンガの内筒の外周面にそれ自体の弾力で軽接触する主リップと、主リップの軸方向内側で内方に延出してスリンガの内筒の外周面とは非接触の補助リップと、主リップより外径側でスリンガの外筒の内周面に向けて延出して同内周面とは非接触の外径リップと、スリンガの外筒よりも外径側で軸方向外方に突出したひさし状の突出部とが形成され、この突出部と外径リップとは、スリンガの外筒の端部との間にラビリンスを形成していることを特徴とする密封装置。
IPC (4件):
F16C 33/78 ,  B61F 15/22 ,  B61F 17/30 ,  F16J 15/447
FI (4件):
F16C 33/78 Z ,  B61F 15/22 ,  B61F 17/30 ,  F16J 15/447
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平2-150576
  • 特開平2-150576
  • 特開平2-150576
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