特許
J-GLOBAL ID:200903048357207183

中間体を組み込んだ合成樹脂製中空体の製造方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-323461
公開番号(公開出願番号):特開2000-141415
出願日: 1998年11月13日
公開日(公表日): 2000年05月23日
要約:
【要約】【課題】 中間体を組み込んでなる合成樹脂製中空体を成形するに際して、組付性,組付精度および生産性の向上を図る。【解決手段】 第1及び第2中空体用固定型部21及び22と固定側中間体用型部23とを有する固定側成形型1と、第1及び第2中空体用スライド型部41及び42と可動側中間体用型部43とを有する可動側成形型2と、中間体Wfを長手方向に移動させる中間体移動手段51とを備え、固定側及び可動側成形型が互いに開閉可能、第1及び第2中空体用スライド型部が第1及び第2中空体用固定型部に対し各々長手方向へスライド可能で可動側中間体用型部がスライド不能とされた、スライド式射出成形用の成形装置を用い、固定側成形型と可動側成形型との1回の開閉動作ごとに、第1及び第2の半割体の間に中間体を組み込んだ上で両半割体どうしが接合されてなる中空体を得ることを特徴とする。
請求項(抜粋):
一対の合成樹脂製半割体の間に中間体を配置した上で上記両半割体を互いに衝合させ、この衝合部で両半割体どうしを接合することにより、上記中間体を組み込んだ合成樹脂製中空体を製造する製造方法であって、所定間隔を隔てた雄型成形部と雌型成形部とが長手方向にそれぞれ配列された第1および第2の中空体用固定型部とこれら両中空体用固定型部の間に配置され中間体成形部を有する固定側中間体用型部とを有する固定側成形型と、所定間隔を隔てた雄型成形部と雌型成形部とが長手方向において上記中空体成形固定型部と逆の順序でそれぞれ配列された第1および第2の中空体用スライド型部とこれら両中空体用スライド型部の間に配置され中間体成形部を有する可動側中間体用型部とを有する可動側成形型と、上記固定側および可動側の中間体用型部を組み合わせて成形された中間体を長手方向に沿って所定位置まで移動させる中間体移動手段とを備え、上記固定側および可動側の成形型が互いに開閉可能で、且つ、第1および第2の中空体用スライド型部が上記第1および第2の中空体用固定型部に対しそれぞれ長手方向に沿って所定ピッチで相対的にスライド可能とされる一方、上記可動側中間体用型部が上記固定側中間体用固定型部に対しスライド不能とされた、スライド式射出成形用の成形装置を用い、上記固定側成形型と可動側成形型とを互いに閉じ合わせて型締めする型締め工程と、上記型締め工程の後に、上記両成形型で形成された成形キャビティ内に溶融樹脂を射出して、雄型成形部と雌型成形部との組み合わせで当該サイクル用の第1及び第2半割体を成形し、上記中間体成形部どうしの組み合わせで当該サイクル用の中間体を成形するとともに、雌型成形部どうしの組み合わせで前サイクルの第1および第2半割体どうしの衝合部に溶融樹脂を射出して両者を接合する射出工程と、上記射出工程の後に行われる、上記両成形型を型開きして前サイクルの中間体が組み込まれた上で上記前サイクルの半割体どうしを接合させてなる中空体を取り出す取り出し工程、上記中間体移動手段を駆動し上記と当該サイクル用の中間体を移動させて上記当該サイクル用の第1及び第2半割体のいずれか一方に組み付ける中間体組付工程、及び上記第1及び第2中空体用スライド型部をそれぞれ長手方向に沿って所定ピッチだけ前サイクルと逆方向にスライドさせるスライド工程と、を繰り返して行うことにより、上記固定側成形型と可動側成形型との1回の開閉動作ごとに、上記第1及び第2の半割体の間に中間体を組み込んだ上で両半割体どうしが接合されてなる中空体を得ることを特徴とする合成樹脂製中空体の製造方法。
IPC (3件):
B29C 45/26 ,  B29C 45/14 ,  B29L 31:14
FI (2件):
B29C 45/26 ,  B29C 45/14
Fターム (18件):
4F202AA29 ,  4F202AB25 ,  4F202AG07 ,  4F202AH81 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CB12 ,  4F202CK52 ,  4F202CK90 ,  4F206AA29 ,  4F206AB25 ,  4F206AG07 ,  4F206AH81 ,  4F206JA07 ,  4F206JB12 ,  4F206JM16 ,  4F206JN12 ,  4F206JQ81

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