特許
J-GLOBAL ID:200903048357300132

開缶性に優れた内外面無補修型鋼板製易開缶蓋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-293418
公開番号(公開出願番号):特開平6-115548
出願日: 1991年11月08日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、特定された鋼板材質とラミネート皮膜特性を有する鋼板を、複合押出し加工により切断案内溝を形成させ、内外面の補修塗装の不要な、開缶性の優れた鋼板製易開缶蓋を得ることを目的とする。【構成】 鋼板材質として、硬度(HR30T):54〜68、伸び:10〜40%を有するものを素材として使用する。その鋼板の両面に、ガラス転移温度50°C以上、結晶融解温度210°C以上、配向度0.030〜0.160のポリエステル樹脂を密着性よく積層する。この鋼板を、開口片の周縁部に、最薄部厚みが加工前厚みの1/2以下である薄肉部をその主構成要素とする切断案内溝を、複合押出し加工により形成させる。【効果】 従来法のような先鋭刃での押圧加工を行わないため、優れた加工性を有するラミネート皮膜は、加工時に膜破れを生じることなく、優れた耐食性を期待できる。最薄部厚みをコントロールすることにより、開缶性の良い蓋を得ることができる。
請求項(抜粋):
硬度(HR30T):54〜68、伸び:10〜40%を有する表面処理鋼板の両面に、ガラス転移温度50°C以上、結晶融解温度210°C以上、配向度0.030〜0.160のポリエステル樹脂を積層した鋼板を用い、開口片の周縁部に、最薄部厚みが加工前厚みの1/2以下である薄肉部をその主構成要素とする切断案内溝が、複合押出し加工にて形成されていることを特徴とする開缶性に優れた内外面無補修型鋼板製易開缶蓋。
IPC (2件):
B65D 17/28 ,  B21D 28/10

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