特許
J-GLOBAL ID:200903048358333298

スペクトル拡散通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-160039
公開番号(公開出願番号):特開平10-013379
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 同期をとりやすくことならびに各出力データ間の間隔およびクロック間隔を一定にすることである。【解決手段】 拡散符号変形器8は、11チップの拡散符号に1チップに相当する無変調部分を加える。乗算器11〜21は、パラレル信号P1〜P6と無変調部分を加えた拡散符号とを乗算する。11チップの拡散符号に1チップに相当する無変調部分を加えたことにより、遅延素子23〜33において、互いの遅延時間の差を同一にすることができる。このため、受信機のコリレータから順次出力される相関スパイクの間隔は一定になる。これにより、相関同期回路およびそこでの処理が簡単になり、同期がとりやすくなる。さらに、各出力データ間の間隔およびクロック間隔が一定になる。
請求項(抜粋):
データを多重して、送信信号として送信する送信手段と、前記送信信号を受信する受信手段とを備え、前記送信手段は、拡散符号を発生する拡散符号発生手段と、1チップの時間幅と同じ時間幅の無変調部分を、1または複数、前記拡散符号に加える拡散符号変形手段とを含み、前記拡散符号変形手段は、(前記拡散符号のチップ数+前記無変調部分の数)/(多重数)が、自然数になるように、前記無変調部分を前記拡散符号に加え、前記送信手段は、1または複数の前記無変調部分を加えた前記拡散符号により、直接拡散を行なう、スペクトル拡散通信システム。

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