特許
J-GLOBAL ID:200903048362373326

抗菌性長繊維不織布の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-233089
公開番号(公開出願番号):特開平9-078430
出願日: 1995年09月11日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 溶融紡糸過程中にパックフィルターでの詰まりや糸切れがなく、操業性と紡糸性に優れると共に、柔軟性と抗菌性に優れた長繊維不織布の製造方法の提供。【解決手段】 平均粒径が0.1〜1.0μmの銀を担持したリン酸ジルコニウムを含有する熱可塑性オレフィン系重合体からなる樹脂組成物と、顔料を含有しない熱可塑性オレフィン系重合体からなる樹脂組成物とを混合して加熱溶融して、前記銀を担持したリン酸シルコニウムの含有量を全重量当り0.1〜3.0重量%に調整し、次いで多数の口金から押出し紡糸することからなる抗菌性長繊維不織布を製造する方法であって、前記銀を担持したリン酸ジルコニウムを含有する樹脂組成物を、230°CでTダイ成形し、厚さ30μmのフィルムに形成し、このフィルム表面を、フィッシュアイ測定機で測定した時、直径が100μmを越えるフィッシュアイの個数が1m2当り0〜6個の範囲の分散性を有するものを用いる。
請求項(抜粋):
平均粒径が0.1〜1.0μmの銀を担持したリン酸ジルコニウムを全重量当り10〜30重量%含有する熱可塑性オレフィン系重合体からなる樹脂組成物と、顔料を含有しない熱可塑性オレフィン系重合体からなる樹脂組成物とを混合して加熱溶融して、前記銀を担持したリン酸ジルコニウムの含有量を全重量当り0.1〜3.0重量%に調整し、次いで多数の口金から押出し紡糸し、紡出された連続長繊維フィラメント群をエジェクターにより高速高圧エアーで延伸しながら引き取り、開繊し、捕集用の支持体面上に捕集してウェブを形成し、このウェブに熱圧着処理を施して抗菌性長繊維不織布を製造する方法において、前記銀を担持したリン酸ジルコニウムを含有する樹脂組成物を、230°CでTダイ成形し、厚さ30μmのフィルムに形成し、このフィルム表面を、フィッシュアイ測定機で測定した時、直径が100μmを越えるフィッシュアイの個数が1m2当り0〜6個の範囲の分散性を有するものを用いることを特徴とする抗菌性長繊維不織布の製造方法。
IPC (7件):
D04H 3/00 ,  A01N 25/34 ,  A01N 59/16 ,  A01N 59/26 ,  D01F 1/10 ,  D01F 6/04 ,  D04H 3/16
FI (7件):
D04H 3/00 D ,  A01N 25/34 A ,  A01N 59/16 A ,  A01N 59/26 ,  D01F 1/10 ,  D01F 6/04 B ,  D04H 3/16

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