特許
J-GLOBAL ID:200903048371122450

フランジを有する形鋼の自在圧延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-076518
公開番号(公開出願番号):特開平6-079301
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 斜行ロール方式によって大きなウェブ高さの拡幅を行っても、ウェブくびれを発生させず、またウェブ高さの拡幅を行わない場合でも良好なウェブ厚み分布の製品を得る。【構成】 形鋼のユニバーサル圧延工程の中間圧延工程と仕上圧延工程との間で、左右一対の斜行ロールを被圧延材のフランジ内側に配置してウェブ高さを拡幅圧延する際に、前記中間圧延工程のうち、少なくとも1基以上のユニバーサル圧延機RUにおける上下水平ロール2Hの左右両端周面の各々に、目標拡幅量と製品ウェブ厚から求めた所定断面積の凹部を設け、圧延材のウェブ両端部に余肉18を形成し、該ユニバーサル圧延機列の入側または出側の少なくとも一方に上下水平ロールからなる余肉調整用圧延機を設け、前記余肉を調整する。
請求項(抜粋):
粗圧延工程、中間圧延工程、および仕上圧延工程からなる形鋼圧延プロセスの前記中間圧延工程と仕上圧延工程との間で、その軸芯が圧延方向に水平な面内でかつ圧延方向に垂直な面に対して所定の角度θH を有する左右一対の斜行ロールを被圧延材のフランジ内側に配置してウェブ高さの拡幅を行う形鋼の圧延方法において、前記中間圧延工程のうち、少なくとも1基以上のユニバーサル圧延機における上下水平ロールの左右両端周面の各々に、目標拡幅量と製品ウェブ厚とから求めた必要最大余肉面積の少なくとも1/4に相当する断面積の凹部を設け、形鋼のウェブ両端部に余肉部を形成し、該ユニバーサル圧延機と近接して配置したエッジャー圧延機で被圧延材のフランジ先端部を整形圧延するとともに、前記中間ユニバーサル圧延機の入側または出側の少なくとも一方に上下水平ロールからなる余肉調整用圧延機を近接して設け、該圧延機で前記余肉部を圧下調整することを特徴とするフランジを有する形鋼の自在圧延方法。
IPC (5件):
B21B 1/08 ,  B21B 13/12 ,  B21B 27/02 ,  B21B 31/18 ,  B21B 31/20

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