特許
J-GLOBAL ID:200903048375622325

眼鏡フレームの丁番機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 戸川 公二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-207265
公開番号(公開出願番号):特開平8-068974
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 面倒な微調整が必要な丁番ネジが一切用いられておらず、長年使用しても、ほぼ一定のテンプル開閉抵抗(アガキ)が維持される眼鏡フレームの丁番機構を提供すること。【構成】 一端にフランジを有し、他端に摺動屈曲部を形成した回動軸を、貫通孔上端に係止部を有し同貫通孔下端に摺動面を形成した軸受体で軸受けする丁番機構において、フランジと係止部との間に圧縮状態の弾性体を介在せしめた。【効果】 耳掛テンプルの開閉抵抗(アガキ)を、弾性体で付勢した摺動屈曲部と摺動面との押圧による摺動抵抗で得ているので、面倒な微調整が必要な丁番ネジを追放することが可能になり、ネジ緩みに患わされることもなくなる。しかも長年使用した結果、摺動部分が摩耗しても、ガタつくことがなく、アガキもほぼ一定に保たれる。
請求項(抜粋):
左右一対のレンズLの両外側、又は当該レンズLを支持する眼鏡リムRの両外側に固設されたエンドピースEと、左右一対の耳掛テンプルTとを回動自在に連結する眼鏡丁番機構Hであって、一端にフランジ11が設けられ、他端側には、前記耳掛テンプルT側へ屈曲して成り当該耳掛テンプルTに接合すべき摺動屈曲部12が形成された回動軸1と;当該回動軸1を挿嵌すべき貫通孔21が穿設され、この貫通孔21の一端には摺合面22が形成され、同貫通孔21の他端には係止部25が形成されて成る、前記エンドピースEに接合すべき軸受体2と;前記フランジ11と係止部25との間に圧縮状態で介在し、当該フランジ11と係止部25とを互いに離反方向へそれぞれ付勢する弾性体3と;を含み、前記耳掛テンプルTが開閉動する際、前記弾性体3の付勢力により、回動軸1の摺動屈曲部12をして、軸受体2の摺合面22上を所望の摺動抵抗で摺動せしめるようにしたことを特徴とする眼鏡フレームの丁番機構。
IPC (2件):
G02C 5/22 ,  F16C 11/04

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