特許
J-GLOBAL ID:200903048378380101
磁気ディスク装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-055888
公開番号(公開出願番号):特開平5-258495
出願日: 1992年03月16日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 ボイスコイルモータ(VCM)の発生するトルクのばらつきによる過度応答の悪化を防止し、シークタイムの短縮をはかる。【構成】 位置制御回路にADコンバータ13a、もしくは13bを有し、ファーストシーク後に初期設定モードとして、磁気ディスク4面を2つ以上のエリアに分割し、各エリア内のシリンダ間でシークを行い、それが設計値に近づくように電流フィードバックゲインを調整し、その電流フィードバックゲイン値をRAM11に格納しておき、磁気ヘッドを所定のシリンダにシークする際にはRAM11から読み出して位置決めを行う。これにより、シリンダ位置に関係なくシークタイムを短縮することができる。
請求項(抜粋):
回転駆動される少なくとも1つの磁気ディスクと、この磁気ディスク面に近接する磁気ヘッドによりデータの読み出し・書き込みを行う記録・再生回路と、前記磁気ヘッドを所定のシリンダ位置に移動させる位置決め機構と、AD変換器を有し前記位置決め機構を制御する位置決め制御手段とを備える磁気ディスク装置において、前記磁気ヘッドの位置決め情報を格納する記憶回路を有し、前記磁気ヘッドが最初シークをした後、磁気ディスク装置の初期設定条件モードとして、前記磁気ディスク面を少なくとも2つのエリアに分割し、分割したそれぞれのエリア内のシリンダ間でシークを行い、シーク後の位置信号がポジションモードに切り替わった後、前記AD変換器により所定の2点間の時間をAD変換し、この値を基にフィードバックゲインを求め、これを前記位置決め制御手段の前記エリアごとの前記フィードバックゲイン値として前記記憶回路に格納するようにしたことを特徴とする磁気ディスク装置。
前のページに戻る