特許
J-GLOBAL ID:200903048379499277

二次電池の充放電保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-003536
公開番号(公開出願番号):特開平8-190936
出願日: 1995年01月12日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 寄生ダイオードを含むスイッチ素子にて充電電流および放電電流を遮断して、二次電池の過充電および過放電を防止する際に、その使用目的ではない寄生ダイオードに通電することを防止して、スイッチの劣化を防止する。【構成】 充電状態にて制御回路210 は二次電池10,12 のそれぞれの電圧を検出して、いずれかの電圧が動作可能電圧上限近傍の第1の設定電圧以上となった場合に充電遮断用スイッチ素子220 を制御してオフとする。これにより、充電方向の電流が遮断されて電池10,12 の過充電を防止する。この際に放電遮断用スイッチ素子230 も同時にオフとされて放電方向の電流も遮断される。この結果、充電遮断用スイッチ230 の寄生ダイオード222 への放電方向の電流が阻止され、その通電が防止される。同様に、放電時に電池電圧が第2の設定電圧以下となると放電遮断用スイッチ素子230 をオフとして放電電流を遮断し、同時に充電遮断用スイッチ素子220 をオフとして放電遮断用スイッチ230 の寄生ダイオード232の通電を防止する。
請求項(抜粋):
充電可能な二次電池の過充電および過放電を防止する二次電池の充放電保護装置において、該装置は、前記二次電池の充放電経路に直列に接続され、通常オンとなって充電方向に電流を導通させて、オフ時に充電方向の経路を遮断する第1のスイッチ手段であって、オフ時に放電方向の電流にて導通する寄生ダイオードを内部に含む第1のスイッチ手段と、前記二次電池の充放電経路に直列に接続され、通常オンとなって放電方向に電流を導通させて、オフ時に放電方向の経路を遮断する第2のスイッチ手段であって、オフ時に充電方向の電流にて導通する寄生ダイオードを内部に含む第2のスイッチ手段と、前記二次電池の電池電圧を検出して、電池電圧が動作可能電圧上限近傍の第1の設定電圧以上になった場合に前記第1のスイッチ手段をオフにして、電池電圧が動作可能電圧下限近傍の第2の設定電圧以下になった場合に前記第2のスイッチ手段をオフとする制御手段とを含み、前記制御手段は、前記第1のスイッチ手段または前記第2のスイッチ手段をオフ制御する際に他方のスイッチ手段を同時にオフ制御することを特徴とする二次電池の充放電保護装置。
IPC (3件):
H01M 10/44 ,  H02H 7/18 ,  H02J 7/00 302

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