特許
J-GLOBAL ID:200903048384491497
部材の接着固定方法および接着固定構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
横沢 志郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-100901
公開番号(公開出願番号):特開平9-287219
出願日: 1996年04月23日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 置き床等において、コンクリート製の床面との間で振動騒音の伝搬を確実に防止でき、しかも、簡単に施工することのできる部材の接着固定方法を提案すること。【解決手段】 コンクリート製の床表面11aに、複数本の束材51を立て、これらの束材51によって床下地材を支持するに際して、各束材51と根太31の間のに、硬化後に所定の弾性特性を示す接着剤を含浸させた多孔質素材からなる弾性片5を差し込み、接着剤を硬化させる。接着剤が硬化すると、硬化した接着剤と一体化した弾性片はその弾性特性が実質的に失われるが、硬化した接着剤自体の弾性特性のために、全体しては一定の弾性特性が備わった弾性固体片となる。この弾性固体片は、部材を接着固定するスペーサとして機能すると共に、これらの部材の間に振動、騒音等が伝搬することを遮断あるいは抑制できる吸収材としても機能する。この結果、遮音特性、防振特性に優れた床構造を簡単な施工により実現できる。
請求項(抜粋):
第1および第2の部材を相互に接着固定するための方法において、これらの部材の相互の位置を規定し、これらの部材の間に、硬化後に弾性特性を示す接着剤を含浸させた多孔質の弾性素材から構成される弾性片を少なくとも1つ差し込み、接着剤を硬化させることにより、前記弾性片を、硬化した当該接着剤の弾性特性が支配的となっていると共に全体としては所定の剛性が備わった弾性固体片となし、当該弾性固体片を、前記第1および第2の部材の間隔を一定に保持するスペーサとして利用すると共に、当該弾性固体片を介してこれらの部材を接着固定した状態にすることを特徴とする部材の接着固定方法。
IPC (3件):
E04B 1/98
, E04F 13/08 101
, E04F 15/00
FI (3件):
E04B 1/98 P
, E04F 13/08 101 K
, E04F 15/00 K
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