特許
J-GLOBAL ID:200903048385920707
フェノール樹脂組成物及びフェノール樹脂の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-323727
公開番号(公開出願番号):特開2000-143752
出願日: 1998年11月13日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】ハロゲンを使用しなくとも難燃性が改善され、難燃性、耐湿性、耐熱性、金属密着性に優れる硬化物を与えるフェノール樹脂組成物及びフェノール樹脂の製造方法を提供する。【解決手段】トリアジン変性ノボラック樹脂を含んでなるフェノール樹脂組成物であって、該ノボラック樹脂の中に、一般式(1)で表される構造単位Aと一般式(2)で表される構造単位Bが、モル比率で下記式(3)を満足する状態で含まれており、且つ2つのフェノール核がメチレン結合を介して結合されている2官能性化合物が12重量%以下であることを特徴とするフェノール樹脂組成物に関する。(-X-NH-CH2-NH-) (1)(-X-NH-CH2-Y-) (2)(式中、Xはトリアジン類の残基を示し、Yはフェノール類残基を示す)B/A≧1.5 (3)
請求項(抜粋):
フェノール類とトリアジン類とアルデヒド類とからなるトリアジン変性ノボラック樹脂を含んでなるフェノール樹脂組成物であって、該ノボラック樹脂が、フェノール類とトリアジン類とアルデヒド類との縮合物(a)、トリアジン類とアルデヒド類との縮合物(b)、フェノール類とアルデヒド類との縮合物(c)、フェノール類(d)及びトリアジン類(e)の混合物からなり、且つ該縮合物(a)及び該縮合物(b)の中に、一般式(1)で表される構造単位Aと一般式(2)で表される構造単位Bが、モル比率で下記式(3)を満足する状態で含まれており、且つ2つのフェノール核がメチレン結合を介して結合されている2官能性化合物が12重量%以下であることを特徴とするフェノール樹脂組成物。(-X-NH-CH2-NH-) (1)(-X-NH-CH2-Y-) (2)(式中、Xはトリアジン類の残基を示し、Yはフェノール類残基を示す)B/A≧1.5 (3)
IPC (3件):
C08G 14/09
, C08G 59/40
, C08L 61/34
FI (3件):
C08G 14/09
, C08G 59/40
, C08L 61/34
Fターム (13件):
4J002CC03Y
, 4J002CC17X
, 4J002CC28W
, 4J002EJ016
, 4J002EU187
, 4J033FA01
, 4J033FA06
, 4J033FA11
, 4J036AD08
, 4J036AF07
, 4J036FA12
, 4J036FB08
, 4J036FB09
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