特許
J-GLOBAL ID:200903048386728150
スパイラル型膜モジュール
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福島 祥人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-092028
公開番号(公開出願番号):特開平10-277370
出願日: 1997年04月10日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 境膜抵抗の増加を抑制し、効率的な気液接触操作が可能なスパイラル型膜モジュールを提供する。【解決手段】 第1流体流路材の両端に気液接触膜を重ね合わせ第2流体流路材とともに第2流体供給管11の周りにスパイラル状に巻回してスパイラル型膜エレメント10を形成する。スパイラル型膜エレメント10は円筒容器2の内部に収納され、その外周端部が封止部10b,10cにより封止される。第1流体は第1流体入口4から供給され、第2流体供給管11に平行な第1流体流路19を通り第1流体出口6から外部へ取り出される。第2流体は第2流体入口11aから第2流体供給管11に供給され、供給孔11bからスパイラル状の第2流体流路18を通り第2流体出口7から外部へ取り出される。
請求項(抜粋):
連続または独立した一対の透過膜を、内側に第1流路材を挟んでかつ外側に第2流路材を重ねて有孔中空管の外周面にスパイラル状に巻回することによりスパイラル状膜エレメントが形成され、前記透過膜間で前記第1流路材により形成される第1の流路の内周側の側部および外周側の側部が封止されるとともに、前記透過膜間で前記第2流路材により形成される第2の流路の両端部が封止され、前記スパイラル状膜エレメントは、筒形容器内に収納され、前記筒形容器は、両端部にそれぞれ第1流体口を有しかつ少なくとも一端部および外周部にそれぞれ第2流体口を有し、前記筒形容器内で前記スパイラル状膜エレメントの両端部側にそれぞれ形成される第1の空間と前記スパイラル状膜エレメントの外周部側に形成される第2の空間とが分離され、前記第1の空間が前記第1流体口に連通し、前記第2の空間が前記筒形容器の外周部の前記第2流体口に連通しかつ前記有孔中空管の内部が前記筒形容器の少なくとも一端部の前記第2流体口に連通したことを特徴とするスパイラル膜モジュール。
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