特許
J-GLOBAL ID:200903048392666506

シユラウド冷却集成体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-116553
公開番号(公開出願番号):特開平5-141270
出願日: 1992年05月11日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】ガスタービン機関の高圧タービン部分にある、回転子を取囲むシュラウドを安全な温度限界内に保ち、かつ一層少ない量の加圧冷却空気を使う、改良されたシュラウド冷却集成体を提供する。【構成】計量された流量の高圧冷却空気をじゃま板高圧室72に送り、その後じゃま板68の穿孔78に通して、シュラウド22のレール46,48,50及び後面44aを衝突冷却する。この後、衝突冷却用空気がシュラウド22にある細長い対流冷却通路80を流れ、そこを出てから主ガス流と共にシュラウドの前面44bに沿って流れて、境膜冷却を行なう。じゃま板68の穿孔78及び対流冷却通路80は、最大限の冷却の利点並びに非常に効率のよい冷却空気の利用を達成するように、相互作用を持つ位置に設ける。
請求項(抜粋):
ガスタービン機関のシュラウド冷却集成体に於て、ガスタービン機関内の高圧タービンの回転子羽根を取囲む様に円周方向に配置された複数個の弓形シュラウド部分と、ガスタービン機関の外側ケースに固定されていて前記シュラウド部分を支持する複数個の弓形ハンガー部分と、各々のハンガー部分に固定された皿形じゃま板とを有し、各々のシュラウド部分は、半径方向外側の後面、高圧タービンを通抜ける機関の主ガス流に対する半径方向外側の境界の一部分を定める半径方向内側の前面、上流側の端及び下流側の端を持つ基部、前記上流側の端の近くで前記基部から半径方向外向きに伸びる前側レール、前記下流側の端の近くで前記基部から半径方向外向きに伸びる後側レール、前記前側及び後側レールに互いに結合されて、前記基部から半径方向外向きに伸びる1対の相隔たる側面レール、及び前記基部の後面に入口を持ち且つ前記基部の前面に出口を持っていて前記基部を通抜け、前記後面及び前面の間の基部の厚さを大幅に越える長さを持つ複数個の対流冷却通路を有し、各々の前記ハンガー部分は、ノズル高圧室からの加圧冷却空気の流れを計量する通抜けの少なくとも1つの孔を持ち、各々のハンガー部分は前記基部の後面、及び各々のシュラウド部分の前側、後側及び側面レールと共にシュラウド室を構成しており、前記皿形じゃま板は各々のシュラウド室内で、前記ハンガー部分と共に前記計量孔と連通するじゃま板高圧室を構成する様な位置に配置されていて、前記ノズル高圧室から直接的に加圧冷却空気を受取り、前記じゃま板は複数個の穿孔を有し、冷却空気の流れは該穿孔を半径方向内向きに通って、1つのシュラウド部分と衝突し、前記穿孔の位置は、前記冷却空気の流れが、前記対流冷却通路の入口の中間にある場所でのみ、前記基部の後面に衝突する様になっており、こうして前記シュラウド部分の衝突冷却を最大にし、この後衝突冷却空気は前記通路を通って、前記シュラウド部分を対流冷却し、最後にはシュラウドの前面に沿って流れて、シュラウド部分の境膜冷却を行なう様にしたシュラウド冷却集成体。
IPC (2件):
F02C 7/18 ,  F01D 11/08

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