特許
J-GLOBAL ID:200903048394409705
炊飯器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-187768
公開番号(公開出願番号):特開平6-030842
出願日: 1992年07月15日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 炊飯器において、保温中の御飯が局部的に乾燥して固くなったり、あるいは結露により白化して柔らかくなるなどの食味の劣化を防止し、よりおいしく保温できる炊飯器を提供することを目的とする。【構成】 蓋を設けた容器と、蓋を加熱する蓋ヒータ14と、蓋および容器の底の温度を検知する温度検知手段15,16と、温度検知手段15,16による信号を入力し蓋ヒータ14を制御する制御手段20を備えた炊飯器で、炊飯工程終了後、保温工程に入り、あらかじめ決められた保温温度に達するまでの期間において、底温度検知手段15と蓋温度検知手段16により、蓋ヒータ14の温度を底温度検知手段15より高くなるように制御し、その温度差を時間の経過とともに小となるように制御した。その結果、蓋ヒータ14の温度を最適に制御することができ、蓋の結露による白化や、乾燥による黄変を防止できる。
請求項(抜粋):
上部に蓋を設け米と水を入れる容器と、前記容器の底部分を加熱する底ヒータと、前記容器の側面部分を加熱する胴ヒータと、前記容器の蓋の内側を加熱する蓋ヒータと、前記容器の底部分の温度を検知する底温度検知手段と、前記容器の蓋部分の温度を検知する蓋温度検知手段と、前記底温度検知手段と前記蓋温度検知手段の信号を入力する制御手段とを備え、前記制御手段は炊飯工程から保温工程に入り、あらかじめ決められた保温温度に達するまでの期間において、底温度検知手段と蓋温度検知手段により、蓋ヒータの温度を底温度検知手段によって得られた温度より一定温度高くなるように制御してなる炊飯器。
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