特許
J-GLOBAL ID:200903048399369515

振動モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-246347
公開番号(公開出願番号):特開平7-075353
出願日: 1993年09月06日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 寸法精度が比較的緩やかで設計および製造が容易であり、ロータ回転方向を比較的容易に変えることができ、しかも回転効率のよい振動モータを提供すること。【構成】 ステータ部20は、2つの圧電素子22,24と、これらに一定周波数の高周波交流電圧を印加するための2つの電極板26,28と、さらに外側からこれらを挟持するように配置された第1,第2,第3の金属ブロック体30,32,34と、金属ブロック体を締め付けるための結合ボルト36とを含む。第3の金属ブロック体34の端面付近には、縦振動の節がその中央に位置するように複数の斜めスリット溝38が形成されている。圧電素子22,24を振動させると、ステータ部20の全体に縦振動が発生し、これと同時に斜めスリット溝38の作用によって捩り振動が発生する。これにより、ロータ接触面12上には縦振動と捩り振動とが合成された楕円振動が発生し、ロータ部10を回転駆動することができる。
請求項(抜粋):
ステータ部およびロータ部を有する振動モータにおいて、前記ステータ部は、前記ロータ部の回転軸方向に分極されており、縦振動を発生させる圧電素子と、前記圧電素子に高周波交流電圧の印加を行う電極と、前記圧電素子を挟持するようにその両側に取り付け固定されており、前記縦振動の節を含む位置に前記回転軸に対して傾斜した1本以上のスリット溝が、少なくとも一方に形成された第1のブロック体および第2のブロック体と、を備え、前記圧電素子によって発生させた縦振動と、前記ブロック体のスリット溝部分によって発生させた捩り振動とが合成され、前記ステータ部のロータ接触面に楕円振動を発生させることにより、前記ロータ部を回転駆動することを特徴とする振動モータ。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-026281
  • 移動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-017791   出願人:上羽貞行, アルプス電気株式会社
  • 特開昭55-145573
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審査官引用 (6件)
  • 特開平2-026281
  • 移動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-017791   出願人:上羽貞行, アルプス電気株式会社
  • 特開昭55-145573
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