特許
J-GLOBAL ID:200903048406043884

廃合成樹脂材の粒状化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-265139
公開番号(公開出願番号):特開平10-086155
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 高炉等の竪型冶金炉への吹き込みに当たり、適切な粒状化が困難であるシート状合成樹脂材の粒状化方法を開発する。【解決手段】 廃合成樹脂材を形態でフィルム状合成樹脂材、固形合成樹脂材、および両者の中間厚さのシート状合成樹脂材に分別する。フィルム状には破砕処理を施してフィルム小片とし、次いで溶融・固化造粒処理5を施す。固形には破砕処理1を施す(形態(b)にする))。そしてシート状には破砕処理8、10でフィルム小片の最大寸法よりも小さい最大寸法を有するシート細片(c0 )にし、次いで溶融・固化造粒処理23を施す。上記方法において、(c0 )と(b)とを混合した合成樹脂粒子を調製する。【効果】 高炉等の竪型炉の操業に悪影響を与えずに吹き込むことができる。廃合成樹脂製ボトル容器の処理も全量を高炉コスト低減に寄与しつつ処理できる。
請求項(抜粋):
廃合成樹脂材を竪型冶金炉へ吹き込むに先立ち、前記廃合成樹脂材を粒状化する方法において、前記廃合成樹脂材をその形態に基づきフィルム状合成樹脂材、固形合成樹脂材、および、前記フィルム状合成樹脂材と前記固形合成樹脂材との中間の形態としてのシート状合成樹脂材に分別する工程(P)と、前記フィルム状合成樹脂材に破砕処理を施してフィルム小片にし、次いで得られた前記フィルム小片に溶融・固化造粒処理を施すことにより合成樹脂粒子(a)を調製する工程(A)と、前記固形合成樹脂材に破砕処理を施すことにより合成樹脂粒子(b)を調製する工程(B)と、前記シート状合成樹脂材に破砕処理を施し前記フィルム小片の最大寸法よりも小さい最大寸法を有するシート細片(c0 )にし、次いで得られた前記シート細片に溶融・固化造粒処理を施すことにより合成樹脂粒子(c)を調製する工程(C)とからなることを特徴とする廃合成樹脂材の粒状化方法。
IPC (2件):
B29B 17/00 ZAB ,  C21B 5/00 318
FI (2件):
B29B 17/00 ZAB ,  C21B 5/00 318

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