特許
J-GLOBAL ID:200903048408113375

ディジタル復調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-308654
公開番号(公開出願番号):特開平5-211531
出願日: 1991年11月25日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】完全にディジタル信号処理により定振幅型位相変調信号の復調を行うディジタル復調器を提供する。【構成】複素乗算器1,FIFOメモリ2,クロック再生器4,搬送波再生器5および(実部)適応内挿ろ波器31を備える従来のディジタル復調器に加えて、虚部適応内挿ろ波器32を設けている。実部適応内挿ろ波器31と虚部適応内挿ろ波器32とは半クロックずれた信号点で独立に内挿計算を行うことにより、MSK信号のように実部信号と虚部信号のアイオープン点が違っていても両者ともに十分な内挿計算を行うことができる。
請求項(抜粋):
ディジタル信号によって搬送波を位相変調した高周波信号の実部信号および虚部信号をそれぞれ実部再生搬送波および虚部再生搬送波と乗算して実部検波信号および虚部検波信号を生じる複素乗算手段と、前記実部検波信号および虚部検波信号をそれぞれ記憶するFIFOメモリと、適応内挿計算指示信号に指示されて、前記FIFOメモリから前記実部検波信号および虚部検波信号を取り出し、これら実部検波信号および虚部検波信号をそれぞれ適応内挿計算して実部データおよび虚部データを再生する適応内挿ろ波手段と、前記FIFOメモリからの前記実部検波信号および前記虚部検波信号に応答して前記適応内挿計算指示信号を生じるクロック再生手段と、前記実部データおよび虚部データそれぞれに応答して前記実部再生搬送波および虚部再生搬送波を生じる搬送波再生手段とを備えるディジタル復調器において、前記クロック再生手段が、前記実部データおよび前記FIFOメモリからの前記実部検波信号に応答して実部適応内挿計算指示信号を生じ、前記虚部データおよび前記FIFOメモリからの前記虚部検波信号に応答して虚部適応内挿計算指示信号を生じ、前記適応内挿ろ波手段が、前記FIFOメモリからの前記実部検波信号と前記実部適応内挿計算指示信号とに応答して前記実部再生データを生じ、前記FIFOメモリからの前記虚部検波信号と前記虚部適応内挿計算指示信号とに応答して前記虚部再生データを生じることを特徴とするディジタル復調器。

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