特許
J-GLOBAL ID:200903048414989002

低下したヒステリシスを示すエラストマー類と製品およびそれらの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-200556
公開番号(公開出願番号):特開平8-048707
出願日: 1995年07月13日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【構成】 第二アミンを含んでいる複素環式環(a)とジイソプロペニルベンゼン(b)との反応生成物(2)と有機リチウム化合物(1)との反応生成物を用いて生じさせたアニオン開始剤系をアニオン重合の開始で用いることで、ポリマー鎖の頭部に組み込まれた複素環式官能部位を有するエラストマー状ポリマーを製造する。低下したヒステリシスを示す官能化されたポリマー類およびエラストマー状ゴム類を製造する方法も提供する。【効果】 これらのポリマー類をコンパンド化すると、これらのコンパンドは、通常に製造されたポリマー類に比較して低下したヒステリシスを示す。
請求項(抜粋):
アニオン開始剤を触媒有効量で存在させて30から100重量%の量のジエンモノマーと0から70重量%の量のビニル芳香族炭化水素モノマーとを非プロトン溶媒中で重合させることを含む、低下したヒステリシスを示すポリマー類の製造方法において、該アニオン開始剤が、式:【化1】[式中、Ra-Rf基の2つはイソプロペニルであり、そして残りのRa-Rf基は、独立して、水素、1から6個の炭素原子を有するアルキルおよびシクロアルキルから成る群から選択される]で表されるジイソプロペニルベンゼン(a)と第二アミンの窒素原子が環原子として含まれておりそしてリチウムもしくはアルキレン基に反応性を示す置換基または未置換環原子が本質的に環に含まれていない複素環式環化合物(b)とを反応させることによって生じさせた前駆体である官能化剤(2)と、有機リチウム化合物(1)とを、反応させることによって製造したアニオン開始剤である方法。
IPC (2件):
C08F 4/48 MFC ,  C07F 1/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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