特許
J-GLOBAL ID:200903048419192382

真空断熱体、断熱箱体、断熱パネル、及び真空断熱体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-300161
公開番号(公開出願番号):特開平11-130888
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 経時劣化の無い真空断熱体を得ようとする場合、吸着剤の適用が必要となるが、炭酸ガス吸着剤として、金属水酸化物を適用すると、炭酸ガスとの反応時に水が生成されるため、新たな水分吸着剤の添加が必要となり効率が悪い。炭酸ガス吸着容量が十分でなく、吸着剤の添加量が増大するため、吸着剤自身が有する固体熱伝導率の悪化、及び吸着剤原料コストの増大といった問題があった。【解決手段】 本発明は、ドーソナイト及びハイドロタルサイトを予め250°C以上の温度で加熱することにより、結晶格子中の炭酸イオン、及び結晶水の一部又は、全てが結晶格子外部へ転移し、結晶格子中に空孔を生じさせた化合物からなる吸着剤を真空断熱体に適用することにより、真空断熱体の内部圧力上昇を抑制し、経時的な断熱性能の劣化のない真空断熱体を得るものである。
請求項(抜粋):
ウレタン粉末からなる芯材と、ガス吸着剤として少なくともドーソナイトを予め250°C以上の温度で加熱することにより、結晶格子中の炭酸イオンの一部又は、全てが結晶格子外部へ転移し、結晶格子中に空孔を生じさせた化合物と、ガスバリア性の外被材とから構成される真空断熱体。
IPC (5件):
C08J 9/02 CFF ,  B32B 27/40 ,  E04B 1/78 ,  F16L 59/06 ,  F25D 23/06
FI (5件):
C08J 9/02 CFF ,  B32B 27/40 ,  E04B 1/78 Z ,  F16L 59/06 ,  F25D 23/06 V

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