特許
J-GLOBAL ID:200903048421048515

油化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 勘次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-101239
公開番号(公開出願番号):特開2002-294252
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2002年10月09日
要約:
【要約】【課題】 残渣の量を減らし、コーキングの発生を抑制し、連続運転を可能とする油化装置を提供することを課題とする。【解決手段】 油化装置1は、廃プラスチックPを投入するプラスチック投入口2、分解ガスDGを回収するガス回収口3、及び底端に残渣RMを含む溶融液MLを採取する取液口4を有し、溶融液MLを収容する熱分解槽5と、熱分解槽5に収容された溶融液MLを攪拌する攪拌プロペラ8と、熱分解槽5の周囲に形成された燃焼室9と、燃焼室9内で熱分解槽5の外周壁を加熱する加熱バーナー10と、ガス回収口3に接続して設けられ、熱分解槽5内に発生した分解ガスDGを回収し、蒸留することによりガソリンG、灯油T、及び軽油Kを生成する分留部14と、熱分解槽5の取液口4から残渣RMを含む溶融液MLを抜取るギアポンプ12と、抜取られた溶融液MLを燃焼室9内に噴霧するスプレー部13とを具備する。
請求項(抜粋):
廃プラスチックを熱分解し、発生した分解ガスを蒸留することにより油化物を生成する油化装置であって、前記廃プラスチックを投入するプラスチック投入口、発生した前記分解ガスを回収するガス回収口、及び前記廃プラスチックの不揮発性の残渣を含む前記溶融液を採取する取液口を有し、前記廃プラスチックの溶融した溶融液を収容する熱分解槽と、前記熱分解槽に収容された前記溶融液を攪拌する攪拌手段と、前記熱分解槽の周囲に形成された燃焼室と、前記燃焼室内で前記熱分解槽の外周壁を加熱する加熱手段と、前記ガス回収口に接続して設けられ、前記熱分解槽内に発生した前記分解ガスを回収し、蒸留することにより前記油化物を生成する油化手段と、前記熱分解槽の前記取液口から不揮発性の前記残渣を含む前記溶融液を抜取る抜取手段と、前記抜取手段により抜取られた前記溶融液を前記燃焼室内に噴霧する噴霧手段とを具備することを特徴とする油化装置。
IPC (2件):
C10G 1/10 ZAB ,  C08J 11/12
FI (2件):
C10G 1/10 ZAB ,  C08J 11/12
Fターム (11件):
4F301AA13 ,  4F301AA14 ,  4F301AA15 ,  4F301BF12 ,  4F301CA09 ,  4F301CA25 ,  4F301CA41 ,  4F301CA52 ,  4F301CA62 ,  4H029CA12 ,  4H029CA14

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