特許
J-GLOBAL ID:200903048424441978

光線療法の効果増進のための腫瘍内部の複数治療部位への光線照射

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-555671
公開番号(公開出願番号):特表2002-518147
出願日: 1999年04月30日
公開日(公表日): 2002年06月25日
要約:
【要約】光力学療法(PDT)では光線は腫瘍(22)内の異常組織に分布した複数箇所(52)に長時間照射される。臨床試験によれば複数のプローブ(50a-50e)を使った長時間光線療法により破壊された腫瘍内部の異常組織の容積は従来の技術を基に予測されるものより実質的に大きいものであった。この過程では複数の発光光ファイバまたはプローブを離隔させて使用する。損傷した異常組織の炎症を含む1個または複数の付随効果ならびに結果として生じる患者体内の免疫反応や期待フルエンス領域外の腫瘍部分に酸素を豊富に含んだ血液を供給する血管系の損傷により腫瘍(22)内の壊死容積(38)はより大きくなる。
請求項(抜粋):
拡張光線療法及び少なくとも一つのその付随効果を使用して患者体内の腫瘍内部の異常組織を破壊する方法であって、(a) 患者体内の正常組織よりも異常組織に選択的に吸収され、特有の吸収波長帯を持つ光反応性薬剤を異常組織に投与するステップと、(b) 前記光反応性薬剤の吸収波長帯に対応した波長、腫瘍に照射されて治療部位の形状を定義するパターンを持つ光線が直接経路に沿って腫瘍に透過する深度によって決定された深度まで、直接経路に沿った光線照射では透過しない腫瘍の実質部を包含する腫瘍内部の治療部位に前記光線を照射するステップと、(c) 異常組織に吸収された前記光反応性薬剤を活性化することにより照射する前記異常組織を破壊する前記光線を、拡張光線療法による治療部位に照射することを少なくとも3時間にわたって継続し、照射光線では透過できない腫瘍の前記実質的部分を破壊する少なくとも一つ以上の付随効果を誘起しつつ間接的に腫瘍の前記実質部分を破壊するステップと、を備えていることを特徴とする方法。
Fターム (12件):
4C082PC10 ,  4C082PG13 ,  4C082PJ30 ,  4C082PL05 ,  4C082RA02 ,  4C082RE17 ,  4C082RE36 ,  4C082RE44 ,  4C082RL02 ,  4C082RL06 ,  4C082RL12 ,  4C082RL17

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