特許
J-GLOBAL ID:200903048427145326

内接噛合遊星歯車構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-202296
公開番号(公開出願番号):特開平6-050395
出願日: 1992年07月29日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 キャリアピン(キャリア体)116を備えた内接噛合遊星歯車構造において、剛性、安定性を高めると共に全長を短くし、且つ、部品点数の削減、組立工数の低減を図る。又、特に内ピンの潤滑を良好に行う。【構成】 出力軸102のフランジ部114、キャリアピン116、支持リング117を軸受け115a 、115b によって両持ち支持し、この軸受け115a、115b の間に減速機部を配置する。キャリアピン116には、スペーサ125が嵌入されており、フランジ部114、キャリアピン116、及び支持リング117の軸方向位置決めはこのスペーサ125を介して行われる。又、内ピン107の両端には突出部129a 、129b が形成され、この突出部129a 、129b がグリース保持部130a 、130b 内に進入してフランジ部114、支持リング117と相対回転するため、潤滑が良好に行われる。
請求項(抜粋):
第1軸と、該第1軸に設けた偏心体を介してこの第1軸に対して偏心回転可能な状態で取付けられた外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、前記外歯歯車に該外歯歯車の自転成分のみを伝達する手段を介して連結された第2軸と、を備え、且つ、前記自転成分を伝達する手段として、前記外歯歯車に設けた内ピン孔に対して等速度内歯車機構を構成し得る内ピンと、該内ピンの外歯歯車自転成分相当の回転を受ける円環状の支持リングと、前記第2軸に形成したフランジ部から突出され、前記支持リングと連結・固定されたキャリア体と、を有する内接噛合遊星歯車構造において、前記円環状の支持リング及び第2軸のフランジ部を、前記外歯歯車を挾んで配置すると共に、この支持リング及びフランジ部の双方を一対の軸受を介してケーシングに両持ち支持し、前記内ピンに、前記円環状の支持リング及び第2軸のフランジ部から軸方向に延在する突出部を設け、該突出部に潤滑油を接触させたことを特徴とする内接噛合遊星歯車構造。
IPC (2件):
F16H 1/32 ,  F16H 57/04

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