特許
J-GLOBAL ID:200903048430934781

建設機械のブーム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-283109
公開番号(公開出願番号):特開2003-090060
出願日: 2001年09月18日
公開日(公表日): 2003年03月28日
要約:
【要約】【課題】 ブームを格別大型化、重量化させることなく、高い強度が必要なブームフート部に局所的な強度向上を図る。【解決手段】 ブーム20の取付ブラケット21aへの連結部であるブームフート部の強度を向上させるために、ブーム本体22のブームフート部の近傍位置において、上板22aには曲折部Tが形成されおり、この曲折部Tによって、上板22aは、そのボス部23への連結部における表面をP1とし、また中間曲げ部Bへの移行部の表面をP2、曲げ部Tの位置の表面をP3とすると、下板22bとP1-P2を結ぶ線とのなす角度をθ1とし、下板22bとP1-P3とを結ぶ線とのなす角度、つまりブームフート部側での上板22a,22b間の開き角度はθ2となり、角度θ1より大きくし、さらに曲折部Tの位置から中間曲げ部Bへの連設部までの間は、上板22aと下板22bとのなす角度は、角度θ1より小さくしている。
請求項(抜粋):
上板,下板及び左右の側板からなり、中間部をほぼ湾曲形状に曲げた中間曲げ部を形成したボックス形状のブーム本体と、このブーム本体の下端部に装着され、前記上部旋回体のフレームに対して相対回動可能に連結する連結ピンを挿通させるためのボス部とを備え、建設機械の上部旋回体に装着されるフロント作業機を構成したブームにおいて、前記ブーム本体の上板と下板との前記フレーム側のボス部への連結部から前記中間曲げ部方向への開き角度を、上板及び下板のボス部への連結部の位置と中間曲げ部への移行部の位置とを結ぶ線間の角度より大きくし、かつ前記上板及び下板の少なくとも一方に、前記ボス部の近傍位置に開き角度が小さくなる方向への曲折部を形成する構成としたことを特徴とする建設機械のブーム。
IPC (2件):
E02F 3/38 ,  E02F 9/14
FI (2件):
E02F 3/38 A ,  E02F 9/14 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭58-164828
  • 特開昭58-164828
  • 建設機械
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-351820   出願人:日立建機株式会社

前のページに戻る