特許
J-GLOBAL ID:200903048436246810

可変容量圧縮機の容量制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 紘一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-100366
公開番号(公開出願番号):特開平11-280660
出願日: 1998年03月27日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 自動車用空調装置の可変容量圧縮機の容量制御弁機構に関し、電磁アクチェーターへの通電量に対して、第2の弁機構が吐出室圧に影響を無くして、吸入室圧力制御点が一義的に決まるようにし、且つ最小容量が強制的に維持できるようにする。【解決手段】 容量制御弁機構は、第2の弁機構が吐出圧の影響を受けないようにクランク室又は吸入室の圧力を弁体の背圧部にも掛かるようにし、且つ吐出圧自体も弁体で圧力を調整し、全体として吐出圧が掛からないようにしたことで、吐出圧の影響をなくす。また、吸入室圧力が上昇し、ベローズが収縮してもバネにより付勢されているので、第1の弁体は閉じ、第2の弁体は開弁状態を維持し、電流値がゼロになっても、常時最小容量を保つ。
請求項(抜粋):
吐出室、吸入室及びクランク室を備え、クランク室圧力を調整することによりピストンストロークを制御する可変容量圧縮機の容量制御弁において、吸入室圧力またはクランク室圧力を感知する感圧部材の伸縮に応答して開閉され、クランク室から吸入室に至る通路の開度を調整する第1の弁機構と、この第1の弁機構の開閉に連動して吐出室からクランク室に至る通路の開度を調整し、かつ弁体の弁座との当接側(クランク室圧力受圧)と反対側の面にクランク室圧力または吸入室圧力を受け、前記弁体の両面の受圧面積を調整することにより弁体の開閉方向への吐出室圧力の影響を実質的に排除した第2の弁機構と、この第2の弁機構に外部信号により付勢力を与え、前記第1および第2の弁機構の実質的な開度を調整する外力付勢機構を備えたことをことを特徴とする可変容量圧縮機の容量制御弁。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 可変容量型圧縮機用制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-078780   出願人:株式会社豊田自動織機製作所, エヌオーケー株式会社
  • 特開昭62-240482

前のページに戻る