特許
J-GLOBAL ID:200903048436288768

鋼管の溶接ビード検出方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-250239
公開番号(公開出願番号):特開平9-072851
出願日: 1995年09月04日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 鋼管の溶接部の品質検査あるいは手直し作業のために溶接ビードを特定の方向に位置決めする作業の自動化に利用するための溶接ビードの検出手段において、溶接ビードの端部が極めて滑らかなプロフィールを描くような場面においても精度よく溶接ビードを検出することができる手段を提供する。【解決手段】 鋼管を周方向に回転させながらITVカメラ等により管表面を撮像し、その映像信号を正しい画面に修正処理した後、該画像に基づいて円弧当てはめ手法により実画像と円弧画像との差分を求め、その差分データが予め設定したしきい値を超えた場合に溶接ビードと判断するとともに、同時にその設定値を超えている部分の座標を持って当該ビード位置とする。
請求項(抜粋):
鋼管を周方向に回転させながら当該鋼管表面に扇状光を照射または光点を鋼管表面上で走査し、鋼管表面に照射された扇状光の帯状光線または走査される光点を画像信号として検出し、検出された画像信号のノイズ除去処理、欠落部分の修復、傾き修正の画像処理を行った後、該画像処理データと該データに予め検出した当該鋼管外周円の円弧を当てはめて得られた円弧データとの差分を求め、該差分データが予め設定したビード検出用しきい値を超えた場合に溶接ビードに相当する凸部有りと判断するとともに、さらに前記しきい値を超えた範囲の幅を計算し、この幅が予め設定した許容範囲を含むビード幅に合致する場合に該凸部を溶接ビードと判断し、その凸部の位置を溶接ビード位置として算出することを特徴とする鋼管の溶接ビード検出方法。
IPC (5件):
G01N 21/88 ,  B21C 51/00 ,  G01B 11/00 ,  G01B 11/02 ,  G01B 11/30
FI (5件):
G01N 21/88 A ,  B21C 51/00 P ,  G01B 11/00 B ,  G01B 11/02 Z ,  G01B 11/30 A

前のページに戻る