特許
J-GLOBAL ID:200903048436323784

坂道発進補助装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-255572
公開番号(公開出願番号):特開平8-113121
出願日: 1994年10月20日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 坂道発進補助動作が不要である場合に、その動作を自動的に禁止するとともに、その動作を禁止することにより運転者が予期せぬ状態で車両が坂道を下りはじめることのないようにする。【構成】 勾配センサを備え、勾配センサの出力が第一の所定勾配を越える上り坂に停車し変速機が後退に設定された状態を示す条件、または勾配センサの出力が第二の所定勾配を越える下り坂に停車し変速機が前進に設定された状態を示す条件で、かつクラッチペダルのストロークが制動圧力の保持位置を示す第一の所定値よりも深い位置にある第二の所定値に達したことを条件に制動圧力の保持状態を解除する。【効果】 運転者が発進の意志を示すクラッチの深い踏み込みを制動圧力保持を解除する条件としているので、不用意に車両が坂道を下りはじめることを防止することができる。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルが解放されても制御に応じて制動圧力を保持する電磁弁と、車速の情報、制動圧力の情報およびクラッチペダルのストロークの情報を取り込み前記電磁弁を制御する制御回路とを備え、前記制御回路は、所定値以上の制動圧力で車速が零になりかつクラッチペダルのストロークが第一の所定値より大きいときもしくは変速機がニュートラル位置にあるときに前記電磁弁に制動圧力を保持させ、変速機が設定されクラッチペダルのストロークが設定された解除点より小さくなったときに前記電磁弁の制動圧力保持状態を解除する制御手段を備えた坂道発進補助装置において、勾配センサを備え、その勾配センサの出力が前記制御回路に導入され、前記制御回路は、この勾配センサ出力が第一の所定勾配を越える上り坂に停車し変速機が後退に設定された状態を示す条件、または前記勾配センサ出力が第二の所定勾配を越える下り坂に停車し変速機が前進に設定された状態を示す条件では、前記制動圧力の保持状態を解除する手段を備えたことを特徴とする坂道発進補助装置。

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