特許
J-GLOBAL ID:200903048438474259

エンジンのクランク角検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-165322
公開番号(公開出願番号):特開2000-356161
出願日: 1999年06月11日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】【課題】 簡単な設定作業によってパルス幅を高い精度で予測でき、もって、その予測値に基づいて余り角度を適切に時間換算して、高精度のクランク角検出を実現できるエンジンのクランク角検出方法を提供する。【解決手段】 瞬時回転数Nの前回の最大値相当値Tmin’と最小値相当値Tmax’とから求めた回転低下量相当値ΔNと最新の最大値相当値Tminとに基づいて予測瞬時回転数相当値Tmaxを予測し、その予測瞬時回転数相当値Tmaxを用いて余り角度ARを時間換算する。各燃焼サイクル後半において瞬時回転数Nは常に同様の過程を辿って減少することから、このように回転低下量相当値ΔNに基づいて正確な予測が可能となり、その予測値に対する補正処理を設定するための綿密なマッチングを省略可能となる。
請求項(抜粋):
燃焼サイクル毎に変動するエンジンの瞬時回転数が最小値となる時期近傍の目標クランク角を検出するに際して、基準クランク角から上記目標クランク角までのエンジン回転パルスのパルス数と1パルス未満の余り角度とを求めて該余り角度を時間換算し、上記パルス数をカウントして余り角度の時間換算値が経過した時点を目標クランク角とするクランク角検出方法において、上記瞬時回転数の最新の最大値相当値、前回の最大値相当値、及び両最大値相当値の間で発生した瞬時回転数の最小値相当値をそれぞれ検出し、上記前回の最大値相当値と上記最小値相当値とから求めた回転低下量相当値と上記最新の最大値相当値とに基づいて予測瞬時回転数相当値を予測し、該予測瞬時回転数相当値を上記余り角度の時間換算に適用することを特徴とするエンジンのクランク角検出方法。
IPC (2件):
F02D 45/00 362 ,  F02D 41/40
FI (2件):
F02D 45/00 362 B ,  F02D 41/40 C
Fターム (16件):
3G084BA13 ,  3G084DA07 ,  3G084EA07 ,  3G084EA08 ,  3G084EC02 ,  3G084EC05 ,  3G084FA34 ,  3G084FA38 ,  3G084FA39 ,  3G301JA20 ,  3G301MA11 ,  3G301NB05 ,  3G301NE24 ,  3G301PE02Z ,  3G301PE03Z ,  3G301PE04Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 内燃機関の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-328134   出願人:トヨタ自動車株式会社

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