特許
J-GLOBAL ID:200903048439624815

コンロッドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-174793
公開番号(公開出願番号):特開平10-015639
出願日: 1996年07月04日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 整合性の良好なコンロッド本体とキャップとよりなるコンロッドを製造する。【解決手段】 コンロッド本体5とキャップ7は、それらに対応する圧粉体の成形、両圧粉体の焼結および一体化、焼結体への型鍛造加工ならびに鍛造品に対する破断加工を経て製造される。キャップ用圧粉体の両周方向端面8に突出部12が形成され、この突出部12に起因して、焼結体の両周方向端面8,9間に間隙cが形成される。この間隙cにより両周方向端面8,9には、型鍛造加工において相互に嵌合する比較的大きく、且つ食込み量の多い凹、凸部a1 ,a2 およびb1 ,b2 が形成され、破断加工では凹部a1 ,b1 および凸部a2 ,b2 が二分される。
請求項(抜粋):
大端部用半環状部(3)を有するコンロッド本体(5)と、その大端部用半環状部(3)と協働して大端部(6)を構成する半環状キャップ(7)とよりなり、前記半環状キャップ(7)は、その両周方向端面(8)を前記大端部用半環状部(3)の両周方向端面(9)にそれぞれ当接させてその大端部用半環状部(3)に取付けられるコンロッドを製造するに当り、前記コンロッド本体(5)に類似する形状を持つ第1圧粉体(10)と、前記半環状キャップ(7)に類似する形状を持つ第2圧粉体(11)とを成形すると共に前記第1圧粉体(10)の大端部用半環状部(3)における周方向端面(9)およびその周方向端面(9)に対応する前記第2圧粉体(11)の周方向端面(8)の少なくとも一方に少なくとも1つの突出部(12,121 〜123 ,20〜22)を成形する工程と、前記両圧粉体(10,11)に、前記突出部(12,121 〜123 ,20〜22)を他方の周方向端面に当接させた状態で焼結処理を施すことにより、前記突出部(12,121 〜123 ,20〜22)を介して接合されると共に前記両周方向端面(8,9)間に間隙(c)を形成された、前記第1圧粉体対応の第1焼結部(13)と前記第2圧粉体対応の第2焼結部(14)とよりなる焼結体(15)を得る工程と、前記焼結体(15)に型鍛造加工を施して、相互に連結された、前記第1焼結部対応の前記コンロッド本体(5)と前記第2焼結部対応の前記半環状キャップ(7)とを備えた鍛造品を得る工程と、前記鍛造品に破断加工を施して、相互に破断された前記コンロッド本体(5)と半環状キャップ(7)とを得る工程とを用いることを特徴とするコンロッドの製造方法。
IPC (4件):
B21K 1/14 ,  B22F 3/12 ,  B22F 5/00 ,  F16C 7/02
FI (4件):
B21K 1/14 Z ,  B22F 3/12 ,  F16C 7/02 ,  B22F 5/00 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る