特許
J-GLOBAL ID:200903048439890140

光磁気記録媒体およびその記録再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-318980
公開番号(公開出願番号):特開平6-168494
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【構成】 第1〜第4の磁性層が交換結合した4層構造であり、第1磁性層が光磁気信号の読み出し層3、第2磁性層が他の磁性層に比べキュリー温度が低い補助層4、第3磁性層は室温で面内磁化を示し、温度上昇に伴い面内磁化から垂直磁化に移行する転写層5、第4磁性層は情報を保持する記録層6である光磁気ディスク10を用い、レーザ照射部外において、読み出し層3の磁化方向を一方向に揃えるための初期化磁界を印加し、レーザ照射部において、初期化磁界と同一方向の補助磁界を記録時および再生時に印加し記録再生を行う。【効果】 これにより、再生ビーム12中の前の記録ビットがマスクされ再生されなくなり、雑音の原因である隣接ビットからの信号が混入することがなくなる。その結果、より小さい記録ビットの再生が行え、記録密度が著しく向上することになる。
請求項(抜粋):
第1磁性層、第2磁性層、第3磁性層、および第4磁性層が交換結合した4層構造の光磁気記録媒体であり、上記第1磁性層は、光磁気信号の情報の読み出しが行われる読み出し層であり、上記第2磁性層は、他の磁性層に比べてキュリー温度が低い補助層であり、上記第3磁性層は、室温で面内磁化を示し、温度上昇に伴い面内磁化から垂直磁化に移行する転写層であり、上記第4磁性層は、光磁気信号の情報を保持する記録層であることを特徴とする光磁気記録媒体。

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