特許

J-GLOBAL ID：200903048445792720

積層型電気二重層コンデンサ

発明者： 関根 康浩 ,  市原 修身 ,  大沢 信行 ,  諸星 博芳 ,  中西 文夫 ,  乗船 敏文 ,  樋口 龍夫 ,  櫛引 克彦 ,  大谷 和利 ,  中野 憲二 ,  町田 一幸
出願人/特許権者： いすゞ自動車株式会社 ,  古河電池株式会社
代理人 (1件)： 辻 実
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-301504
公開番号（公開出願番号）：特開平8-138982
出願日： 1994年11月10日
公開日（公表日）： 1996年05月31日
要約：

【要約】【目的】 大電流供給用の積層型電気二重層コンデンサを提供する。【構成】 本発明の積層型電気二重層コンデンサ100においては、ガスケット23が開口部を有し、この開口部を塞ぐように積層型コンデンサ上に通気性のシ-ト17が設けられているので、大電流が流れる際に発生する水素ガスや酸素ガス等がこの通気性のシ-トを通過してガス排気用の弁13から排気され、コンデンサ・セル15内にこれらのガスが充満してコンデンサの内部抵抗が大きくなってしまうことがない。また、本発明の通気性のシ-トは吸湿性を有し、コンデンサ自体の発熱により蒸発した電解液を外に漏らさない構造を有しているので、電解液の量が充分かつほぼ一定に保持され、蒸発した電解液が電槽内に結露して内部短絡が発生することがない。

請求項（抜粋）：

1つの開口を有する容器と、前記開口を塞ぐために前記容器上部に取付けられたふたと、前記ふたに設けられ前記ふたを貫通している第1電極端子および第2電極端子と、前記ふたに設けられたガス排出用の弁と、前記容器内に収められ直列接続された複数のコンデンサ・セルであって、前記セルが第1電極と、第2電極と、前記第1電極と第2電極との間にセパレ-タによって2つの領域に分離された分極性電極とを有し、さらに前記セルの周辺部がガスケットによって封止されている複数のコンデンサ・セルとを有する積層型電気二重層コンデンサにおいて、前記ガスケットに設けらた1つの開口部と、前記開口部を塞ぐように前記複数のコンデンサ・セル上に設けられた通気性のシ-トとを含むことを特徴とする積層型電気二重層コンデンサ。

IPC (2件)：

H01G 9/155 ,  H01G 9/10

FI (2件)：

H01G 9/00 301 J ,  H01G 9/00 301 E

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 非水電解液電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-019929   出願人：東芝電池株式会社, 株式会社東芝, 旭化成工業株式会社