特許
J-GLOBAL ID:200903048447153767
車両のサスペンション装置のための電気制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-294366
公開番号(公開出願番号):特開平6-143964
出願日: 1992年11月02日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で精度よく車両の乗り心地を良好にする。【構成】 回転センサ21が車輪の回転をピックアップし、波形整形回路23及び車輪速演算回路24がピックアップ信号に基づいて車輪速度を計算する。ばね下共振周波数に対応した信号を通過させるバンドパスフィルタ25により、車輪速度の変動分を取り出す。この変動分のレベルが大きくなると、しきい値比較回路26、切り換え制御回路27及び駆動回路28が電気アクチュエータ11aを制御して常時ハードに設定されているサスペンション装置の特性をソフトに変更する。この場合、前記変動分は路面の細かな凹凸(突起)を表すので、路面の凹凸による突き上げを緩和でき、車両の乗り心地が良好になる。また、路面の凹凸を車輪速度に基づいて検出するので、サスペンション装置に格別な工夫を必要としない。
請求項(抜粋):
車両のサスペンション特性を変更可能な電気アクチュエータを備えた車両のサスペンション装置のための電気制御装置において、車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、前記検出された車輪速度からばね下共振周波数に対応した車輪速度の変動量を抽出する抽出手段と、前記抽出された変動量が所定の基準値より大きいとき前記電気アクチュエータを制御して車両のサスペンション特性をソフト側に変更する特性変更手段とを設けたことを特徴とする車両のサスペンション装置のための電気制御装置。
IPC (2件):
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