特許
J-GLOBAL ID:200903048451626858

不安定化合物の熱水分解による環境上許容される廃棄物処分

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-504694
公開番号(公開出願番号):特表平9-500058
出願日: 1994年07月13日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】本発明は、廃棄物の処分のための、あるいは熱水的に不安定な化学基および化合物を、環境上許容される化学種または環境上許容される生成物を生成するための従来の処分システムによるさらなる分解に適した化学種に変換するための方法であって、(a)廃棄物質の水溶液またはスラリーを、熱水分解の温度および圧力に耐え得る反応ゾーンに運搬する工程;(b)該反応ゾーン内の廃棄物質と、シリカ、あるいは1つまたはそれより多いアルカリ金属のケイ酸塩、ホウ酸塩、リン酸塩、二リン酸塩、または三置換リン酸塩から選択される触媒を含有する水性組成物とを、200°Cと500°Cとの間で、10気圧と400気圧との間の圧力にて約0.01分間と10分間との間反応させる工程;(c)環境上許容される化合物、または従来の処分システムによるさらなる分解に適した化合物を生成する工程;および(d)必要に応じて、生物学的下水処理のような従来の処分システム内の反応によって、工程(c)の化合物をさらに分解する工程を包含する、方法に関する。廃棄物としては、酪農プロセス廃棄物、軍用廃棄物、軍需廃棄物、化学プロセス廃棄物、農業廃棄物などが挙げられる。
請求項(抜粋):
廃棄物の処分のための、あるいは熱水的に不安定な化学基および化合物を、環境上許容される化合物または環境上許容される生成物を生成するための従来の処分システムによるさらなる分解に適した化合物に変換するための方法であって、 (a)廃棄物質の水溶液またはスラリーを、熱水分解の温度および圧力に耐え得る反応ゾーンに運搬する工程; (b)該反応ゾーン内の廃棄物質と、シリカ、あるいは1つまたはそれより多いアルカリ金属のケイ酸塩、ホウ酸塩、リン酸塩、二リン酸塩、または三置換リン酸塩から独立して選択される触媒を含有する水性組成物とを、200°Cと500°Cとの間で、20気圧と400気圧との間の圧力で約0.01分間から10分間反応させ、ここで液体としての水が常に存在する工程; (c)99.9%以上の廃棄物質の分解物、あるいは環境上許容される化合物または従来の処分システムによるさらなる分解に適した化合物に、廃棄物質の99.9%以上を変換する工程;および (d)必要に応じて、従来の処分システム内の反応によって、工程(c)の化合物を環境上許容される生成物にさらに分解する工程:を包含する、方法。
IPC (3件):
B09B 3/00 ,  A62D 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB
FI (3件):
B09B 3/00 304 Z ,  A62D 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB

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