特許
J-GLOBAL ID:200903048453336393

コンバインのエンジン回転数制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-152874
公開番号(公開出願番号):特開平7-327467
出願日: 1994年06月10日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 コンバインを走行停止させ脱穀作業を中断した時にエンジンを自動的に低回転にして燃料消費量を低減するものでありながら、機体の回行や穀粒排出作業等に支障がないようにする。【構成】 エンジン6の回転数をスロットルレバー9による設定回転数に優先して低回転数に変更するエンジン回転数低下手段を設け、該エンジン回転数低下手段は、機体の走行検知手段が走行停止を検知し、かつ脱穀作業検知手段が脱穀装置2が非脱穀作業中であることを検知し、かつ穀粒排出検知手段が穀粒排出筒4から穀粒が排出されていないことを検知した時に自動的に作動するようにした。また、エンジン回転数低下手段は、走行検知手段が一定時間以上継続して走行停止を検知し、かつ選別物量検出センサーS5が設定少量以下の被選別物を検出した時に自動的に作動するようにした。
請求項(抜粋):
機体の前部に刈取搬送装置を、その後方に運転操作部、エンジン、脱穀装置及び穀粒タンクを搭載し、該穀粒タンクに充填された穀粒を機外に排出する穀粒排出筒を設けたコンバインにおいて、前記エンジンの回転数を変更設定するスロットルレバーと、エンジンの回転数をスロットルレバーによる設定回転数に優先して低回転数に変更するエンジン回転数低下手段と、機体が走行中であるか否かを検知する走行検知手段と、前記脱穀装置が脱穀作業中であるか否かを検知する脱穀作業検知手段と、前記穀粒排出筒から穀粒が排出中であるか否かを検知する穀粒排出検知手段とを設け、前記エンジン回転数低下手段は、前記走行検知手段が走行停止を検知し、かつ前記脱穀作業検知手段が脱穀装置が非脱穀作業中であることを検知すると共に、前記穀粒排出検知手段が穀粒排出筒から穀粒が排出されていないことを検知した時に自動的に作動するように構成したことを特徴とするコンバインにおけるエンジン回転数制御装置。

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