特許

J-GLOBAL ID：200903048462071360

有機塩素化合物の熱分解方法

発明者： 保田 賢士 ,  松岡 喜一 ,  藤田 仁四郎 ,  濱 利雄 ,  安田 俊彦 ,  太田 完志 ,  篠原 力男 ,  田中 将一
出願人/特許権者： 日立造船株式会社
代理人 (1件)： 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-304938
公開番号（公開出願番号）：特開平5-138150
出願日： 1991年11月20日
公開日（公表日）： 1993年06月01日
要約：

【要約】【構成】 この熱分解方法は、有機塩素化合物を含む被処理物を加熱下に不活性ガスで処理して被処理物から有機塩素化合物を揮散させ、該有機塩素化合物を含む不活性ガスに還元性ガスを注入した後、ガス中の有機塩素化合物をV/TiO2 触媒層で処理することを特徴とするものである。【効果】 この熱分解方法によれば、焼却灰もしくは飛灰中のダイオキシンや、腐木材中の有機塩素系防腐剤を比較的低温で迅速に分解・無害化することができる。したがって、この方法により、有機塩素系防腐剤を含んだ廃木材や、ダイオキシンを含んだ焼却灰もしくは飛灰を無害化することにより、これらを埋立て処理ないしは再利用することができる。

請求項（抜粋）：

有機塩素化合物を含む被処理物を加熱下に不活性ガスで処理して被処理物から有機塩素化合物を揮散させ、該有機塩素化合物を含む不活性ガスに還元性ガスを注入した後、ガス中の有機塩素化合物をV/TiO2 触媒層で処理することを特徴とする有機塩素化合物の熱分解方法。

IPC (6件)：

B09B 3/00 303 ,  A62D 3/00 ,  B01D 53/34 134 ,  B01D 53/36 ,  B01J 23/20 ,  F23J 1/00

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭52-078855
  
• 特開平2-035914