特許
J-GLOBAL ID:200903048467826881

スイッチング電源回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-316152
公開番号(公開出願番号):特開平5-161345
出願日: 1991年11月29日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【目的】 過負荷から正常状態に復帰した直後に過電圧が発生しないようにする。【構成】 最大時比率変更回路9は電流検出回路5が過負荷状態を検出したとき、最大時比率回路7の出力電圧を上昇させ、その後、負荷が正常になると、もとの電圧に戻させる。その際、最大時比率回路7はその時定数回路のため、徐々にその出力電圧を低下させる。従って、負荷が正常に復帰した直後は、最大時比率回路7より高い電圧が比較器8に入力され、比較器8はその電圧と発振器6からの三角波とを比較し、三角波の電圧が回路7からの電圧を越える期間でハイレベルの信号を出力する。そのため、比較器8の出力がハイレベルとなる期間は、正常状態への復帰直後は短く、その後、徐々に拡大する。従って、半導体素子1がオンする期間も徐々に長くなり、出力電圧Voは徐々に上昇し、過電圧は発生しない。
請求項(抜粋):
入力された交流電圧を異なる電圧に変換して出力する電圧変換回路と、この電圧変換回路が出力する交流電圧を整流する整流回路と、直流電圧をスイッチングして交流電圧を前記電圧変換回路に供給する半導体素子と、前記整流回路の出力電圧を検出する出力検出回路と、前記半導体素子を流れる電流を検出する電流検出回路と、三角波を発生する三角波発振器と、前記半導体素子がオン状態となる期間の最大値を決める信号を出力する最大時比率回路と、前記出力検出回路、前記電流検出回路、前記三角波発振器、ならびに前記最大時比率回路の各出力信号を入力とし、前記半導体素子を駆動する信号を出力する比較器とを備えたスイッチング電源回路において、前記電流検出回路が所定値を越える電流を検出したとき、前記最大時比率回路にその出力信号のレベルを変更させる最大時比率変更回路を備えたことを特徴とするスイッチング電源回路。

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