特許
J-GLOBAL ID:200903048467956629

ホタテ桁網における爪先

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川成 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-242380
公開番号(公開出願番号):特開2002-051668
出願日: 2000年08月10日
公開日(公表日): 2002年02月19日
要約:
【要約】【課題】 桁網の爪先は、貝曳部の台用丸棒に進行方向斜め後下方向に9〜21本固定され、その下側端は、長方形、角すい形、円筒形の金属を使用した構成となっている。また、海底の貝等を採る為のコイルを利用した金属の爪も一部使用されている。しかし、粗砂の海底では凹凸があり、その凹部の底にホタテ貝の半分以上が漁獲されず、また、爪先の下端が貝を横から弾き、浮かすことができず入網率が低下したり、上から貝を押し潰すなどの問題があった。【解決手段】 ホタテ桁網の進行方向前側に位置するアーム部1Aと第1爪1Bと第1連結金具部1Cから構成され、最も安価に製作でき、摩耗しても取替が簡単であり、直接、貝をはじく働きをするように構成したものである。
請求項(抜粋):
ホタテ桁網の進行方向前側に位置するアーム部(1A)と第1爪(1B)と第1連結金具部(1C)から構成され、アーム部(1A)は、ピアノ線などのほか摩耗しづらいコイルばねに好適な所定長さの線材におけるほぼ中央部に形成されたコイル部(1A1)と、コイル部より前方にやや斜め上方に向けた状態で延出された前方杆部(1A2)と、コイル部より後方にやや水平状態で延出された後方杆部(1A3)から構成され、前方杆部(1A2)の先端には、平面略U字状に構成されたホタテ桁網への連結用の前方屈曲部(1A21)が形成され、後方杆部(1A3)の後端には側面斜め下方に向け屈曲された連結金具部連結用の後方屈曲部(1A31)が形成され、第1爪(1B)は、ピアノ線などのほか摩耗しづらい線材をもって所定長さの縦棒状に構成され、第1連結金具部(1C)は、進行方向前側から見てアーム部を中心に配された互いに対称的な左方挟持板(1C1)と、右方挟持板(1C2)から構成され、これら左方挟持板と右方挟持板は側面略逆L字状に構成され、左方挟持板と右方挟持板の上方位置には、アーム部における後方杆部(1A3)の外周に一致する断面半円状の湾曲面(1C11、1C21)が形成され、左方挟持板と右方挟持板の中央位置には、アーム部における後方屈曲部(1A31)の外周に一致する断面半円状の湾曲面(1C12、1C22)が形成され、左方挟持板と右方挟持板の下方位置には、第1爪(1B)の上端外周に一致する断面半円状の縦の湾曲面(1C13、1C23)が形成され、かつ、これら両挟持板は締付けボルト(B)で緊締するよう構成されていることを特徴とするホタテ桁網における爪先。
Fターム (2件):
2B105AD04 ,  2B105AG23

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