特許
J-GLOBAL ID:200903048479365880

フェーシング材料及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-294932
公開番号(公開出願番号):特開平7-145837
出願日: 1993年11月25日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 摩擦材の剥離の恐れがなく、優れた摩擦性能及び機械的特性を有するフェーシング材を容易かつ低コストにて製造する。【構成】 摩擦材及び相手材の芯板1,3にその厚さ方向に貫通するスリットを設けた後、摩擦材の芯板1の表面に無機質摩擦調整材及び補強材を含む有機質コーティング剤のコーティング層を形成する。摩擦材の芯板1のスリットは2は半径方向に、相手材の芯板3のスリットは円周方向に形成する。【効果】 油溝としてのスリットを芯板のプレス加工時に形成できる。スリットを摩擦材と相手材との両方に設けることにより摩擦特性を格段に向上させる。摩擦材のスリットは半径方向に放射状に、相手材のスリットは円周方向に設けるため、油の移動時間も速く、材料の強度や摩擦特性の良好な高特性フェーシング材料が得られる。コーティング層の形成により、摩擦面を容易に形成でき、摩擦面の剥離の問題がなく、摩擦面の強度が高い。
請求項(抜粋):
厚さ方向に貫通するスリットを設けた芯板の表面に、無機質摩擦調整材及び補強材を含む有機質コーティング層よりなる摩擦層を形成してなる摩擦材と、厚さ方向に貫通するスリットを設けた芯板よりなる相手材とを備えるフェーシング材料であって、前記摩擦材のスリットは芯板の半径方向に形成されており、相手材のスリットは芯板の円周方向に形成されていることを特徴とするフェーシング材料。
IPC (3件):
F16D 69/00 ,  C08J 5/14 ,  C09K 3/14 520

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