特許
J-GLOBAL ID:200903048479592002

制動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-020321
公開番号(公開出願番号):特開平8-207732
出願日: 1995年02月08日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 危険を目前にした際のブレーキング時における足りない踏力等をカバーする補助機能を備える制動力制御装置を提供する。【構成】 ブレーキペダル1の操作によりブレーキ液圧を発生するマスタシリンダ3と液圧経路5を介して連通しブレーキ液圧を受けて作動する車輪ブレーキ17、18、19、20と、一端がマスタシリンダ3と連通し他端が車輪ブレーキと連通する容積可変アクチュエータ30と、制御装置21とを備え、マスタシリンダ3と容積可変アクチュエータ30とを繋ぐ液圧経路5にオリフィス14を形成し、差圧センサ13を容積可変アクチュエータ30と並列に備え、ブレーキペダル1の急激な操作において、オリフィス14の抵抗のためマスターシリンダ3側の液圧が急激に高くなると、差圧センサ13が昇圧を感知し、容積可変アクチュエータ30を作動させ、車輪ブレーキ17、18に対して瞬時に液圧を付与し作動させる。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材の操作によりブレーキ液圧を発生するマスタシリンダと、該マスタシリンダと液圧経路を介して連通し前記ブレーキ液圧を受けて作動する車輪ブレーキと、前記ブレーキ操作部材の操作中における前記車輪ブレーキのブレーキ液圧を制御するとともに前記ブレーキ操作部材の非作動時において前記車輪ブレーキにブレーキ液圧を付与するため前記液圧経路に配置された液圧制御アクチュエータと、該液圧制御アクチュエータの作動を制御する制御手段とを備えた制動力制御装置において、前記ブレーキ操作部材が急激に操作されたときに前記マスタシリンダと前記車輪ブレーキとの間に所定値以上のブレーキ液圧差を発生させるため前記液圧制御アクチュエータと前記マスタシリンダとの間の前記液圧経路にオリフィスが設置され、前記マスタシリンダと前記車輪ブレーキとの間に前記所定値以上のブレーキ液圧差が発生したことを検出して所定信号を前記制御手段に入力するブレーキ液圧差検出手段が設けられ、前記制御手段は前記ブレーキ液圧差検出手段からの所定信号に応答して前記液圧制御アクチュエータを作動させ前記車輪ブレーキにブレーキ液圧を付与するように構成されていることを特徴とする制動力制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/42 ,  B60T 8/58

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