特許
J-GLOBAL ID:200903048487434300

蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-030224
公開番号(公開出願番号):特開2001-214817
出願日: 2000年02月02日
公開日(公表日): 2001年08月10日
要約:
【要約】【課題】 燃料タンクの蒸発燃料処理装置にリーク故障が発生したときに、そのリーク故障個所からの蒸発燃料の漏洩を確実に防止する。【解決手段】 燃料タンク11およびキャニスタ20はバイパスバルブ24を有するチャージ通路21を介して接続され、キャニスタ20およびエンジン17の吸気通路18はパージ制御バルブ26を有するパージ通路25を介して接続される。燃料タンク11(あるいはバイパスバルブ24よりも上流側のチャージ通路21)にリーク故障が発生すると、バイパスバルブ24およびパージ制御バルブ26を開弁し、かつキャニスタ20に設けた大気開放制御バルブ28を閉弁する。大気開放制御バルブ28の閉弁により、エンジン17の吸気負圧が大気開放制御バルブ28からの空気の吸入に消費されることがなくなり、吸気負圧をリーク故障個所に有効に伝達して該リーク故障個所からの蒸発燃料の漏洩を効果的に阻止することができる。
請求項(抜粋):
燃料を貯留する燃料タンク(11)と、蒸発燃料のチャージおよびパージが可能なキャニスタ(20)と、燃料タンク(11)をキャニスタ(20)に接続するチャージ通路(21)を開閉するチャージ制御バルブ(24)と、キャニスタ(20)をエンジン(17)の吸気通路(18)に接続するパージ通路(25)を開閉するパージ制御バルブ(26)と、キャニスタ(20)の大気連路孔(27)を開閉する大気開放制御バルブ(28)と、を備えた蒸発燃料処理装置において、燃料タンク(11)あるいはチャージ制御バルブ(24)よりも上流のチャージ通路(21)のリーク故障を検出するとともに、リーク故障が検出されたときにチャージ制御バルブ(24)およびパージ制御バルブ(26)を開弁して大気開放制御バルブ(28)を閉弁する制御手段(29)を備えたことを特徴とする蒸発燃料処理装置。

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