特許
J-GLOBAL ID:200903048494384157

能動型騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-038852
公開番号(公開出願番号):特開平6-250674
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】残留騒音を検出するマイクロフォンが配設された位置以外の所定の評価点における騒音が最も低減されるようにする。【構成】騒音の発生状態を表す基準信号xを適応ディジタルフィルタWm でフィルタ処理してラウドスピーカの駆動信号ym を生成する。そして、フィルタ係数更新部11に、ラウドスピーカから所定の評価点に至る間の音響伝達特性を表すディジタルフィルタC^pmを格納した第1のフィルタ処理部12において基準信号xをフィルタ処理してなる処理信号rpmと、所定の評価点からマイクロフォンに至る間の音響伝達特性の逆特性を表すディジタルフィルタC^lp-1を格納した第2のフィルタ処理部13において残留騒音信号el をフィルタ処理してなる処理信号γlpとを供給し、これら処理信号rpm及びγlpに基づきLMSアルゴリズムに従って適応ディジタルフィルタWm の各フィルタ係数を更新する。
請求項(抜粋):
騒音源から騒音が伝達される空間に制御音を発生可能な制御音源と、前記騒音源の騒音発生状態を検出し基準信号として出力する騒音発生状態検出手段と、前記空間内の残留騒音を検出し残留騒音信号として出力する残留騒音検出手段と、前記基準信号及び前記残留騒音信号に基づいて前記空間内の騒音が低減するように前記制御音源を駆動する能動制御手段と、を備えた能動型騒音制御装置において、前記空間内の所定の評価点から前記残留騒音検出手段に至る間の音響伝達特性の逆特性を表すフィルタ処理を実行する逆特性フィルタ処理手段を設け、前記残留騒音信号をこの逆特性フィルタ処理手段でフィルタ処理してから前記能動制御手段に取り込むことを特徴とする能動型騒音制御装置。
IPC (5件):
G10K 11/16 ,  B60R 11/02 ,  H03H 17/02 ,  H03H 17/04 ,  H03H 21/00

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