特許
J-GLOBAL ID:200903048494955669

酸素センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-249860
公開番号(公開出願番号):特開平11-072471
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 弾性シール部材とセラミックセパレータとの間に所定量の隙間が形成されつつも、通気性構造部を構成するフィルタのシールが破れにくい構造を有する酸素センサを提供する。【解決手段】 酸素センサ1は、後方側がフィルタ保持部51の内側に入り込み、前方側がケーシング10の内側に入り込むように配置されて複数のリード線挿通孔72が軸方向に貫通して形成されたセラミックセパレータ18と、フィルタ保持部51の後方側開口部に対しその内側に弾性的にはめ込まれ、各リード線20,21を挿通するためのシール側リード線挿通孔91を有するとともに、それらリード線の外面とフィルタ保持部51の内面との間をシールする弾性シール部材17とを備える。そして、セラミックセパレータ18の後端面は、軸方向において気体導入孔52よりも後方側に位置するとともに、弾性シール部材18とセラミックセパレータ17との間には、少なくともリード線の挿通位置において所定量の隙間98が形成される。
請求項(抜粋):
軸状をなす酸素検知素子と、該酸素検知素子を収容する筒状のケーシングと、前記ケーシングの後方側にほぼ同軸的に設けられる筒状形態をなすとともに内部が該ケーシングの内部と連通し、壁部に1ないし複数の気体導入孔が形成されたフィルタ保持部と、該フィルタ保持部の前記気体導入孔を塞ぐように配置され、液体の透過は阻止し気体の透過は許容するフィルタとを有し、前記フィルタ及び前記気体導入孔を経て外気を前記ケーシング内に導入させる気体導入構造部と、前記酸素検知素子の軸方向において後方側が前記フィルタ保持部の内側に入り込み、同じく前方側が前記ケーシングの内側に入り込むように配置され、前記酸素検知素子からの各リード線がそれぞれ挿通される複数のリード線挿通孔が軸方向に貫通して形成されたセラミックセパレータと、前記フィルタ保持部の後方側開口部に対しその内側に弾性的にはめ込まれ、前記各リード線を挿通するためのシール側リード線挿通孔を有するとともに、それらリード線外面と前記フィルタ保持部内面との間をシールする弾性シール部材とを備え、前記セラミックセパレータの後端面が、前記軸方向において前記気体導入孔よりも後方側に位置するとともに、前記弾性シール部材と前記セラミックセパレータとの間には、少なくとも前記リード線の挿通位置において所定量の隙間が形成されていることを特徴とする酸素センサ。

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