特許
J-GLOBAL ID:200903048501065836

送信電力制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内原 晋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-000389
公開番号(公開出願番号):特開平5-003440
出願日: 1991年01月08日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【構成】RF増幅器5の出力電力を検波器8で検出し、A/D変換器8,検波電圧/出力電力変換器11により出力電力データに変換する。このとき、検波器8の検波特性のばらつきを考慮してデータ変換用のテーブルT1,T2,T3を用意し最適のテーブル番号をデータDで指定する。送信電力セットデータを検波器8の周波数特性を補償するようにテーブルT4を用いて補正し、温度特性を補償するようにテーブルT5を用いて補正し、補正した送信電力セットデータと出力電力データとが一致するように可変減衰器1の減衰量を制御する。この制御とは別に、テーブルT6を用いて送信電力セットデータだけにより可変減衰器1の減衰量をあらかじめ制御する。【効果】検波器の周波数特性,温度特性による出力電力誤差、検波器の検波特性のばらつきによる出力電力誤差を減少でき、出力電力の変更の収束を高速化できる。
請求項(抜粋):
可変減衰器と、この可変減衰器を通った中間周波数帯の信号を周波数設定情報により周波数が設定される局部発振信号を用いて送信周波数帯の信号に周波数変換するミキサと、このミキサが出力した信号を入力する電力増幅器と、この電力増幅器の出力電力を検出する検波器とを備え、この検波器の出力電圧と送信電力設定情報とに基づいて前記可変減衰器の減衰量を制御する送信電力制御方式において、前記検波器の出力電圧を入力するA/D変換器と、このA/D変換器の出力データを前記電力増幅器の出力電力データに変換する対応表を書込んだ第1の記憶回路と、前記対応表を参照して前記A/D変換器の出力データを前記出力電力データに変換する検波電圧/出力電力変換器と、前記周波数設定情報を変更して送信周波数を変更したとき前記検波器の周波数特性に起因して発生する前記出力電力データの誤差を補正するデータを前記周波数設定情報と対応づけて書込んだ第2の記憶回路と、この第2の記憶回路から前記周波数設定情報に対応して読出したデータを含む補正データで前記送信電力設定情報または前記出力電力データのいずれか一方を補正する第1の補正手段と、前記送信電力設定情報および前記出力電力データのうち前記第1の補正手段により補正しない方と前記第1の補正手段の出力データとが一致するように前記可変減衰器の減衰量を制御する信号を発生する第1の制御手段とを含むことを特徴とする送信電力制御方式。

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