特許
J-GLOBAL ID:200903048502317952

記録装置と再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-110354
公開番号(公開出願番号):特開平6-326966
出願日: 1993年05月12日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 可変長符号化を用いた高能率符号化装置で、伝送路誤りの影響が小さい記録装置とその再生装置を実現する。【構成】 再生出力が入力部8から入力され、誤り訂正部9でマクロブロック単位で誤り訂正処理がなされる。誤り訂正部9では全ての誤りが訂正できなかった場合には、誤り発生の可能性のあるバイト単位の位置を出力し、直流成分置き換え部10では、この位置が含まれる記録領域をブロック単位で検出する。記録領域に誤りが存在するブロックでは、そのブロックの直流成分を表す符号語を通常使用しない特殊な符号語で置き換え、同時に、そのブロックの最初に現れる交流成分に対する符号語をブロック終了符号語に置き換える。ブロック単位で直流成分と最初の交流成分の符号語が置き換えられたデータは、誤りフラグ変更部11へ入力され、その誤り訂正領域に誤りが存在すること示す符号語に誤りフラグを変更して、出力部12に出力する。
請求項(抜粋):
入力される映像信号の隣接する複数個の画素を集めてブロックを構成するブロック化手段と、前記ブロック毎に直交変換して直交成分に変換する直交変換手段と、前記直交変換されたブロックの直流成分およびそのブロックの復号時に必要な制御データを固定長符号化し、交流成分を可変長符号化し、交流成分でそのブロックの最後の非0の成分を表す可変長符号語の次にそのブロックのそれ以後の交流成分が全て0であることを表すブロック終了符号語を接続するブロック符号化手段と、前記ブロック毎に所定の大きさの記録領域を確保し、前記各記録領域にその記録領域に対応するブロックの直流成分およびそのブロックの復号時に必要な制御データを表す符号語をその記録領域内の固定位置に記録し、その記録領域に対応するブロックの交流成分を表す符号語とブロック終了符号語を記録領域が満たされるまで記録する第1記録手段と、前記第1記録手段でその記録領域に対応するブロックの全ての交流成分を表す符号語またはブロック終了符号語を記録できなかった場合には、その記録できなった符号語または符号語の一部を他のブロックでそのブロックに対応する記録領域に記録できなかった符号語または符号語の一部と併せてオーバーフローデータとするオーバーフローデータ生成手段と、前記オーバーフローデータ生成手段で生成されたオーバーフローデータを前記第1記録手段で対応するブロックの全てのデータを記録してもまだ空き領域のある記録領域の前記空き領域に記録する第2記録手段と、前記第1および第2記録手段で記録された記録領域を複数個集めて誤り訂正領域を構成して誤り訂正符号化する誤り訂正手段と、前記誤り訂正領域毎にその誤り訂正領域に訂正不能誤りが存在するかどうかを示す誤りフラグを記録する誤りフラグ記録手段とを有する記録装置で記録されたデータを再生して再度記録する際に、前記誤り訂正領域単位でその誤り訂正領域に訂正不能誤りが存在するかどうかを検出して訂正不能誤りが存在する場合には誤りフラグを誤りが有ることを示す符号語に変更する誤りフラグ変更手段と、前記誤り訂正不能誤りが存在する場合で、その誤り位置が全て検出されている場合にその誤りが存在する前記記録領域の直流成分またはそのブロックの復号時に必要な制御データを表す符号語の少なくとも一方および最初の交流成分に対する符号語を、通常発生しない符号語とブロック終了符号語に置き換える直流成分置き換え手段とを有することを特徴とする記録装置。
IPC (5件):
H04N 5/92 ,  G06F 15/66 330 ,  H03M 7/30 ,  H03M 13/00 ,  H04N 7/133

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