特許
J-GLOBAL ID:200903048504184690

架空電線の探傷装置および探傷方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-249958
公開番号(公開出願番号):特開2000-074884
出願日: 1998年09月03日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】 架空電線に流れる電流の大きさによらず断線部の検出精度および検出信頼性を向上させた架空電線の探傷装置を得る。【解決手段】 架空電線4の発生磁界を検出する少なくとも一対の磁気センサ対を含む複数の磁気センサ102と、各磁気センサの検出信号Aを増幅する複数の可変増幅手段111と、可変増幅手段を介した検出値Bの総和値Cを算出する加算手段115と、各検出値および総和値を無線通信により地上機120に伝送するための送信回路116とを含み、各可変増幅手段は総和値に応じて増幅度を変化させ、地上機は、磁気センサ対の各検出値の相互偏差ΔBを総和値で除算する演算回路122と、演算回路の演算結果を表示データDに変換する処理回路123と、表示データを表示させる表示手段124とを含む。
請求項(抜粋):
架空電線の周囲に配置され且つ前記架空電線の軸方向に沿って移動可能に設けられた空中機と、前記空中機との間で指令およびデータの送受信を行う地上機とからなる架空電線の探傷装置において、前記空中機は、前記架空電線に流れる電流により発生する磁界の大きさを検出する複数個の磁気センサと、前記各磁気センサの各瞬時における検出値の総和値を算出し、前記検出値とともに前記総和値を前記地上機に送信するための回路ユニットとを備え、前記複数個の磁気センサは、前記架空電線を挟んで互いに対向する少なくとも一対以上の磁気センサ対を含み、前記回路ユニットは、前記磁気センサからの検出信号を増幅するための前記磁気センサの個数と同数の可変増幅手段と、前記可変増幅手段を介した前記磁気センサの検出値の総和値を算出する加算手段と、前記各検出値および前記総和値を無線通信により前記地上機に伝送するための送信回路とを含み、前記各可変増幅手段は、前記総和値に応じて増幅度を変化させ、前記地上機は、前記磁気センサ対の各検出値の相互偏差を前記総和値で除算する演算回路と、前記演算回路の演算結果を表示データに変換する処理回路と、前記表示データを表示させる表示手段とを含むことを特徴とする架空電線の探傷装置。
Fターム (18件):
2G053AA11 ,  2G053AB21 ,  2G053BA14 ,  2G053BC02 ,  2G053BC14 ,  2G053CA03 ,  2G053CB16 ,  2G053CB20 ,  2G053CB21 ,  2G053CB23 ,  2G053CB28 ,  2G053DA01 ,  2G053DA06 ,  2G053DB04 ,  2G053DB16 ,  2G053DB20 ,  2G053DB23 ,  2G053DB25

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